心得|目に見えることより、目に見えないことを評価できる大人を目指す

隊長です。

相田みつおさんの書
奪い合えば 足りぬ
分け合えば 余る
を読んで感じたことをシリーズで書いています。

今日が最終回です。

今日は、
目に見えることより、
目に見えないことを評価できる大人を目指す
という内容を書いてみたいと思います。

目に見えることは評価されやすいです。
でも大事なことは、
目に見えないことを評価できる大人は少ないです。

これからの時代は、
目に見えないことを大事にできることが
重要になってくると思います。

今の僕の仕事の核になったお話です。

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前回の続きです。 

miraihenotanemaki.hatenablog.com

 
社内改善を進めていた3年前、
「うちの損益分岐点を教えて下さい!」
と当時担当してもらっていた税理士さんに
尋ねてみました。

損益分岐点とは、
簡単に言うと赤字と黒字になる売上の境界線。
固定費を下げることができれば、
売上を下げても、黒字になります。

 

僕としては、社内改善が進んでいたので
「良い調子で、固定費を下げてありますね!
 この調子なら、売上を下げても大丈夫ですね!」
と言ってもらえると思っていたのですが、

 

そしたら
「もっと売上を上げて下さい!」
と言われるわけです。

その時、
①決算書も読める
②片付けもできる
これらができるようになったので、
利益が残る体質になって来ていたのです。

税理士さんの言葉に
「ハッ?どうして?」
と思いました。

その時、
もしかしたら、
この税理士さん、表面的な数字は読めるけど、
数字の中身はわかってないのかも?
と思いました。

実際に
損益分岐点の計算式を
見てみると、
直近の固定費ではなく、
2期前の固定費で計算をされています。

この時に思ったことは、
もし僕が数字を読めなかったら、
税理士さんの言われることを
鵜呑みにして、
きっと売上を上げる努力をしただろう?

結果的には、
税理士さんの言われたことと逆で、
売上を上げずに、
社内改善をドンドン進めていきます。

 
おかげで、
仕事がドンドンやりやすくなります。

しかも
スタッフさんも、
作業効率が上がるので、
残業もなくなります。

おかげで
長い期間仕事をしてくれるので、
スタッフさんの能力は上がり、
僕の仕事をドンドン渡すことができます。

おかげで、
さらに僕は新しい仕事ができ、
お互いに仕事が楽しくなります。

ちなみに
うちの作業効率を測るバロメーターは、
探し物は10秒以内です。

おかげで、
ほぼ探し物がありません。

大切なことは、
数字の中身を
知ることです。

これは、
家計簿も、通信簿も同じです。

数字の意味がわかっていないと、
改善点がわからない。

例えば、
例の税理士さんに
こんなことを言われたことがあります。

決算書を見ながら
「もっと固定費を下げてください!」
「もっと人件費を下げてください!」
と言われるわけです。

でも、当時(片付けのできなかった頃)の僕は、
どうやって固定費と、人件費を下げて良いのか?
分かりません。

そもそも
固定費が高い!
人件費が高い!こと(割合)がわからないのです。

忙しいから、人を雇うことは、
仕方がないと思っています。

そこで尋ねてみました!
「どうやったら、
 固定費と、人件費を下げることが出来ますか?」

そしたら、
税理士さんの言葉に驚きます。
「そんなこともわからないのですか?
 だからダメなんです!」「自分で考えて下さい!」
でした。

この時の言葉は、本当に悔しかったです。
今でも忘れることはできません。
いつか見返したい!
という思いが芽生えたわけです。

結局のところ、
片付けのおかげで、
固定費と、
人件費が下がることができたわけです。

大幅に下がった
固定費と人件費が下がった決算書を見た
税理士さんが一言
「だから言ったでしょ!」
※税理士さんが言ったのは、
「固定費、人件費を下げること」
どうやって固定費や、
人件費を下げるか?は言われていません。

流石に、この言葉に僕は頭にきたので、
「ちなみに何をやって、
 サービスの質を下げずに、
 固定費と人件費を下げたのか?
 分かりますか?」
と税理士さんに尋ねてみました。

そしたら、
何も答えられませんでした。

この時に僕が思ったことは
誰でも、
悪いところはわかる。
でも、
どうやって改善すべきか?
がわかる人は少ない
ということです。

これは、
頑張っている人に、
「頑張って下さい!」
と言うようなものです。

相手を励ましているつもりが、
相手を追い込んでいることに
気付いていないわけです。

この税理士さんとの出来事が、
その後、
子供たちのために学習塾の運営をしたい!
と思う気持ちが湧いてきます。

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その理由は、
子供たちも、もしかしたら、
わからない所が、
わからないまま
「勉強しなさい!」と
言われているのではないか?

またわからないのに
「どうしてそんなこともわからないの?」
と言われているのではないか?
と思ったのです。

どこがわからないのか?
子供と一緒になって、
探しながら改善できる
場所(学習塾)を作ってあげたい。

※この思いが叶い、
現在 くもん朝倉 比良松教室を運営しています。

そうすれば、
子供がわかないことがわかって、
自分でできるようになったら、
勉強が楽しくなるのではないか?
と思ったからです。

なぜなら、僕自体が、
あれだけ苦手だった財務が、
教えてもらってわかるようになり、
決算書を見るのが楽しくなったからです。

見える事ばかりを評価するのではなく、
見えない所(頑張っていることや、内面)を
評価できる大人になりたい!
と思ったわけです。

結果的に、
この税理士さんとは
今年2月の決算期を最後に
契約が終わりました。

現在、写真館の経営に詳しい
税理士さんにお願いしています。

ただタイミング的に
今年1月からのコロナのことで、
引き継ぎにバタバタして面もあり、
新しい税理士さんにご迷惑をおかけしました。

でも、普段から
お金の流れをきちんといていたので、
スムーズに引き継ぎができたと思います。

でも、
嬉しかったことがあります。

新しい税理士さんから
「松尾さんのところは、普段からきちんと管理されてあり、
 あまりこちらが手を出すことがないので、
 毎月の税理士顧問料を下げさせて頂きます!」
と言ってもらえたことでした。

勉強が、身を助ける
ということでしょうか!

勉強をしていて、
良かった!と思った出来事でした。

勉強の楽しさを
子供たちに教えてあげたい!

また写真の仕事では、
お客様の内面を
引き出せるカメラマンなることで、
自然な雰囲気の写真が撮れるのではないか?
と思っています。

もし表面的なことしか見えないで、
内面に目を向けることができなければ、
近い将来、
AIやロボットに
仕事が全部取られてしまう
と思っています。

今日は、ここまでです。
最後まで、読んでいただいて、
ありがとうございました。

何か?お役に立てたら幸いです。

隊長こと、
写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 
松尾 勝彦でした。

笑顔大好き.com写真の松屋

それでは、また!

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    コメント

    1. 確かに悪いところは分かっても、それを改善する方法を見つけるのが大変で大切なんですよね。
      私は自分自身の悪いところは分かっているつもりですが、それが改善できていません…。

    2. id:rika0401joy
      rika0401joyさん、コメントありがとうございます。確かに問題点はわかっていても、改善点がわからないと辛いです。
      僕がこのブログを書きだした理由は、幼いころから母親に「片付けなさい!」と言われ続けて経験があり、具体的にどのように片づけたら良いか?教えてくれる大人がいないことに気付きました。
      40代で片付けの面白さに気付いたときに、大体の問題の根本的な原因は、片付けの知識で解決できる気がしています。
      当店では、何か問題が起こった際に、k客観的に全体像を見て、問題が起こる2~3段階前の行動をチェックして、改善するようにしています。そうすることで改善できることが多いです。今度、このテーマでブログを書いてみたいと思いました。
      ブログを読んで頂き、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。

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