子どもに伝えたい「おこづかいのルール」

こんにちは!隊長です。
僕は幼少期から、自己肯定感が低くて、今思えば、とても勿体なかった気がしています。大人になり、僕は小さな会社の経緯者として、いろんなことを学ぶ機会がありました。
もっと早く知っておけばよかった!ということがたくさんあります。

この経験から僕の後悔を長男には引き継がせたくないので、自分の幼少期に早く知っていたほうが良かったことを、いろいろやってもらっています。

お金が貯らない理由を知る

子供に伝えたいことの1つに貯金の仕組み作りがあります。

貯金は、最初に仕組みを作ってしまえば、誰でもできるようになります。ただ貯金の仕組みの作り方を教えてくれる大人も少ないので、自分で見つけて始めるしかないのが現状だと思います。

僕は、今でこそ貯金が趣味と言えるようになりましたが、40歳まで浪費がすごくて、お財布にお金が入っていれば2週間位で使い切っていました。

片付けで人生が変わる

そんな僕を改心させてくれたのが片付けでした。
片付けを通して、モノとの関わりを改善していくことで、お金を使わなくなり、お金が貯まって来るようになりました。そのお金を、現在は投資に廻しています。

片付け→貯金→投資の流れを早く作ると、人生が楽になると思っています。

この方法の良いことは、収入を増やさずに、投資ができますので、忙しくならないことです。また投資がうまく行けば、収入も減らすことができます。

すなわち働く時間を少なくできるので、時間ができます。
時間もあって、お金もある状態が作れるわけです。

さらに最近ダイエットを始めたことで、食べ物に対して気をつけるようになりました。食べ物(特にお菓子)や飲み物に対して、以前よりお金を使わなくなったと思います。

でも、以前の僕は、投資をしたくても「収入が少ないから、余裕資金がないから投資ができない!」「もっと稼がないといけない!」と思って仕事をしていました。

でも忙しく仕事をすればするほど、自分へのご褒美や、欲しい物が増えてしまい、結果 お金を使ってしまいます。さらにモノが増える悪循環に廻っていることに気付かないわけです。

自分の承認欲求を知る

貯金ができない理由に、承認欲求を満たしたい!という欲があります。
承認欲求とは、
・みんなに認めてもらいたい!
・みんなから褒められたい!

という気持ちです。

嫌われたくないので、誘いを断ることができません。
だから、流行に流されたり、みんなが持っているものが欲しくなったり、便利なものが欲しくなったりしまいます。

ただ面白いのは、片付けや貯金ができるようになると、自分の大事なモノや、好きなモノがわかって来ます。そうすると、自然に夢や目標が生まれてきます。

自分の夢や目標できると、相手から承認してもらう必要がないので、承認欲求がなくなり、自分で自分をコントロールできるようになります。すなわち自分を律する心が育ってきます。

便利なモノを買わない

お金が貯まらない理由に、便利なモノを買ってしまうことがあります。

なぜ便利なモノを買ってしまうのか?
それは、手間を省くことで、時間を確保したいからです。すなわち、時間をお金で買うことをしてしまっています。一見、良さそうに感じるのですが、時間は見えなく、過ぎてしまい、無くなってしまうものなので、何のために時間にお金を使うのか?を決めておかないと、知らず知らずのうちにお金を失ってしまいます。

また便利なモノを購入しても、必ず壊れます。壊れた際に、再度購入し続けることになれば、ずっと(永遠に)お金を使う羽目になります。

例をあげると、お掃除用のルンバ
あると便利だと思います。お掃除しなくても、勝手にやってくれます。しかしルンバを購入するためにお金がかかります。ルンバを使って、浮いた時間を何に使うのか?真剣に考えていないと、知らず知らずに時間をムダに使うことになります。

さらに空いた時間に遊びに行くことを考えれば、さらに出費が増えることになります。ルンバは、モノなので、当然壊れます。ルンバに慣れた生活をしていれば、壊れてしまえば買い替えると思うのです。そうすれば、再度出費になってしまいます。

僕は、このことを考えるようになってから、代用が効いて無くてもよい便利商品はあまり買わなくしています。

ルンバの変わりに、ほうきで掃除をした方が、安いし、丁寧な暮らしができるのではないか?と考えるようになりました。ただ洗濯機などの商品は、大きな時間の節約になりますので壊れれば買い替えます。

さらに便利なモノの代表は、コンビニです。
僕は、極力コンビニを使わないようにしています。コンビニを使う際は、銀行として使っています。コンビニを銀行として使えば、時間の短縮になるからです。当然、手数料がかからないように使っています。

このように、僕がみなさんに片付けをオススメしている理由は、
・お金が貯まる
・忙しくなくなる
・気持ちがスッキリする
・気持ちに余裕が生まれる

このようなことが起こりますので、これをみんなで実行できれば、日本の問題の少子高齢化問題が改善できるのではないだろうか?と考えているわけです。

おこづかいを渡す前に知っておきたいこと

現在7才の長男に小学校1年生になった4月から、おこづかいを毎月1,000円渡すようにしました。子どもにおこづかいを渡すことについて賛否両論あると思います

ただ僕の経験から、子どもにおこづかいを与えることは、いろいろ教えることができる機会だと思っています。

おこづかいを渡しながら、お金の管理を教える

おこづかいを渡す大きな理由は、お金の管理を教えるために大事な機会だと思うからです。
子どもたちにお金の管理を教えている方は少ないのではないでしょうか?

お金の管理とは、
・お金を分配すること
・お金の範囲内で使うこと

・買い物の仕方
・お金の貯め方

これらのことを学ぶ機会になるからです。

これは、僕の若い時に浪費を覚えてしまった痛い経験から思ったことです。僕は、大学の時に東京で一人暮らしを始めて、浪費を覚えてしまいました。その際に覚えてしまったことは、①パチンコ②お酒③タバコでした。これらすべて中毒性があり、悪習慣になってしまいます。

実際、僕は高校時代まで、1ヶ月3,000円のおこづかいで良かった子でした。しかし大学生になり、親からの仕送りやバイト代をもらうことで、今までに扱ったことがない金額を自分で管理するようになるわけです。

当然、無駄使いをしないようにとは、心掛けていますが、お金の管理ができていません。こんな生活を若い時に経験してしまったことが、浪費グセになってしまったのです。

自分では、浪費グセがついていることに気付いていません。必要なモノだから!と思って購入しています。

これらの経験から、お金の管理の仕方を子どもに教えることは大事だと思っています。現在は、幸い①パチンコ②お酒③タバコをすべてやめることができました。

貯金ができるようになるとできること

貯金ができると
・長期で物事を考えることできる
・俯瞰して全体で考えることができる
・分配ができるようになる

改善策がわかる
これらがあります。

長期で物事を考えることできる

貯金ができない理由に、どうしても今を優先する(大事にする)ことがあります。貯金をするためには、逆算をすることが大事なので、先にゴールから組み立て、いますべきことを考えるクセが身につきます。貯金のできない人は「今を一生懸命に生きる結果が、ゴール」と考えますが、貯金ができる方は「ゴールから逆算して考え、今すべきことを一生懸命にする」と考えます。

この長期に物事を考えることができることは、貯金だけではなく社会生活でも大いに役に立つスキルだと思います。

俯瞰して全体で考えることができる

貯金ができない理由に、客観的に考えることができないことが多いです。代表的なものが、衝動買いです。衝動買いをしてしまう方は、客観的に、引いてみて、時間をおくことをオススメします。そうすることで、冷静な判断ができるようになります。僕は、欲しい物があっても、現在は3日間くらい時間をおくようにしています。そうすることで、あれだけ欲しかったものでも、熱が冷めてしまい買わなくて良いことがよくあります。

俯瞰してお金の流れを知るためにオススメなのが家計簿をつけることです。子どもの場合は、おこづかい帳になります。

家計簿をつけることで、客観的に自分の消費行動がわかります。なかなか家計簿を付けている方は少ないと思いますが、家計簿をつけていないと、改善点がわかりません。

今は、便利な無料のアプリもありますので、家計簿はオススメしたいです。

分配ができるようになる

お給料や、おこづかいをもらったら、まず分配することが大事です。このお金は、何に使うお金なのか?
・封筒
・貯金箱
・銀行口座

で分けることがとても重要です。

大人ならば、銀行口座を4つ(収入口座・支出口座・貯金口座・投資口座)に分けることをオススメしています。

子どもならば、①おさいふ②貯金用の貯金箱③未来のための貯金箱(ある程度貯まってきたら投資に使います)の3つに分けてもらいます。

このことが、僕が一人暮らしを始める際に、知っておきたかった1番のことです。もしあの時、分配の知識を知っていたら、将来お金持ちになっていた自信があります。

それくらい大事なことだと思っています。

改善点がわかる

何にお金を使っているのか?わかることはとても大事です。
そうしないと「なかなかお金が貯まらない!」といった羽目になってしまいます。知らず知らずの内に、お金を使ってしまっている可能性が大きいのです。

お金の流れを把握するために、家計簿をつけることが大事です。
ただ家計簿をつけ続けている方は少ないと思います。その大きな理由は、面倒くさいから!だと思います。

ただ家計簿をつけていないと、全体のお金の流れがわからないので改善策もわかりません。まずオススメは家計簿をつける面倒くさいを無くすことだと思います。

家計簿の面倒くさいを無くすために、僕は
・家計簿アプリを使う
・買い物する場所を分ける(食料品は◯◯スーパー、消耗品はホームセンターなど)
・10円単位の誤差は、気にしない(100円単位の誤差でもかまわない)
などを行い、面倒くさい理由を潰して行きます。買い物の場所を変えることは、めんどく感じるかもしれませんが、1箇所で買い物をした際に、食料品も消耗品も購入した場合、家計簿に記帳する時に、いろんな項目に分けないといけなくなるので、僕はお店の名前で何を買っているのか?が大体わかれば良いようにしています。

家計簿も、日記になってしまう場合も続かない原因だと思います。そういう場合は、予算を立てみることも1つの改善策だと思います。

「今月の食費は1万円だったから、来月は8,000円でやりくりしてみよう!」など計画が立てられるようになると、「そのために、どうしよう?」と考えるようになり、行動が始めると思います。

また家計簿をつけることで、支出の割合の大きな固定費の改善ができれば、貯金のスピードも加速していきます。

このように、おこづかいを渡す前に、知っておくべきことや、教えておくべきことがあります。

しかし多くの方が、これらのことを知らないままに、社会に出てしまっていると思います。そのために、お金に苦労している方が多いのではないでしょうか?

できれば子どもたちには、お金のために生きるのではなく、好きな仕事して、社会に役に立てる子どもたちがたくさん育ってほしいと思います。そのためにも、子どもたちにお金の教育は大事だと思っています。

おこづかいの渡し方

おこづかいの参考にした本

僕は、全くお金の知識がなかったので、今までに100冊以上のお金に関する本を読んでいます。おかげで本を読むことで、考え方が変わり、行動が変わり、習慣が変わりました。

ただお金の本をたくさん読んでみてわかったことは、お金の王道の話は、どの本も内容は同じということです。

たくさんの読んだお金の本の中でも、特に参考にしたのが「イヌが教えるお金持ちになるための知恵」の本でした。現在は、この本は杯盤になっていますが、新しく【マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門】という本になって再版されています。

内容は、キーラという少女が、マネーという犬から、お金の知識を教えてもらう物語です。僕はこの本を13年ほど前に初めて読んで、それ以来何度も読み返しながら、本に書かれていることを実践しています。この本の通りに、実践していると、本当にお金が貯まってきますので、おススメです。またこの本は、10歳以上になればお子さんでも読めるようになるので、子供たちにもおススメしたい本です。僕が特に感心したのは、借金の返済の仕方でした。こんな返済の方法があるとは、目からウロコでした。

おこづかいを渡す前に教えたいこと

おこづかいを分配して、貯金をさせる仕組みを大人が準備してあげることが大事だと思います。なぜなら、まだ子どもには、わからないからです。

貯金は、マラソンと同じで、ペース配分がとても大事です。
また毎月のおこづかい以外に、臨時の収入も作っておと楽しみながら貯金ができると思っています。

おこづかいのルール

僕は、いろいろ考えて1ヶ月に1,000円渡すことにしました。

僕が長男に、1,000円のおこづかいを渡す理由は
①お金の管理を習慣にさせること
②使い方を学ぶこと
③貯金ができること
④おこづかい帳を付けること

これらの理由があります。

おこづかいを渡す際のルールは、
おこづかいの1,000円の内、2割(20%)を貯金する。
すなわち200円が、先取り貯金になります。

残りの800円の範囲内なら、1ヶ月で使い切っても良い。
余ったら貯金箱(お楽しみ貯金箱)に入れる。

800円を4週で割ると、1週間で200円です。
本来ならば、1週間に1回200円を渡すことも可能ですが、おこづかいを渡す目的が①お金の管理を習慣にさせることなので、1週間単位でなく1ヶ月単位で管理をさせたほうが良いと考えたわけです。

また昨今の物価上昇に伴い、なかなか100円以下のお菓子などがないことも1週間200円にした理由です。

貯金した200円以外のおこづかい(800円)の使い方は、自由にさせています。「無駄使いをせずに、良い買い物をして欲しい!」と思うのは、親心ですが、買い物を通して、失敗することも、大事な体験だと思います。

まだ幼少期なので、800円の買い物で失敗をしても、取り返せます。しかし買い物の失敗を知らずに、大人になって人生を狂わす買い物もありますので、買い物の失敗は早めにさせておくことが大事だと考えています。そのために子どもに、決断をさせることが大事だと考えています。

1ヶ月、800円を管理させる理由に「人は、どうしても大きなお金を持つと、気持ちが大きくなり、後先を考えずに使ってしまう気持ちになる」と思うのです。

その気持ちを自分で管理する力を身に着けさせることが、おこづかいを渡しながら、教えたいわけです。そうすることで、計画性が身につくのではないか?と考えています。

貯金はマラソンと同じ

貯金は、マラソンによく似ていると思います。
お金を使う際も、ペース配分が大切です。これは生きている間、ずっと続くことなので、正しいペース配分をしていれば、お金に苦労することはないと思います。

ペース配分を考えるためには、ゴールを意識しておくことが大事です。マラソンでも、どこがゴールなのか?わからないまま走っていれば、ペースが掴めません。

お金でいうと、2週間後にお出かけの予定があったりすれば、それに合わせて。事前に前の週から支出をコントロールできれば、お出かけ後にお金に困ることはありません。

マラソンに例えるなら、無理にスパートをかけてしまうと、自分のペースを乱してしまい、後々苦しくなるだけです。

先の見通しを付ける訓練

子どもには、時間の概念がまだ育っていません。
「先をみて行動しなさい!」と言っても、なかなか難しいと思います。大人でも、先を見て行動できる方は少ないと思います。

長男も小学校に行き始めて、明日の準備の時間割の準備ができるようになってきました。明日を意識して行動することなので、とても良いことだと思っています。

お金を管理することも同じで、遊びや、お出かけ、お祭りなどのイベントの予定が先にわかっていれば、事前にお金の使い方のペース配分を教えることができます。

もしペース配分を間違っても、子どもが後悔することが、後々勉強になります。

このように、おこづかいを渡しながら、予定の立て方や、予測しながら行動することを教える機会だと思っています。

貯金の200円を分ける

先に、1,000円のうち、200円(貯金用)と800円(使って良いお金)に分けることを書きました。

すなわち200円を先取り貯金したわけです。

貯金をする際に、余ったら貯金する!と思っていても、なかなか余らせることができないのが現実です。貯金をするのであれば、先に貯金をして、残りで生活することを覚えた方が確実に貯金ができます。算数の式にすると、次のような感じです。

貯金ができる人のイメージは
収入-貯金=支出(生活費)

貯金ができない人のイメージは、
収入-支出(生活費)=余ったら貯金


うちが行っている収入の20%の貯金ルールは、早くから始めて慣れることが大事だと思います。

なぜなら、なかなか先に20%を貯金することが難しくなるからです。社会に出て、収入の100%を使うことに慣れてしまうと、それが当たり前のように生活をしてしまいますので、貯金を始めようとして、20%の先取り貯金を始めても難しいと思います。

その場合は、5%→10%→15%→20%と、段階的に半年から、1年位かけて改善することをオススメします。

ただ幼少期から収入の20%を貯金して、残りの80%で生活する習慣を覚えてしまえば、それが当たり前になるので、社会人になってもお金の心配をすることが無くなります。

この貯金の考え方は、高校生や、大学生のアルバイトで行うことをオススメしています。なぜなら、僕の浪費が始まったキッカケは、アルバイトを始めて、大金を手にしたことから始まったことだったかからです。

先取り貯金のコツは?

先取り貯金のコツは、貯金額で決めるのではなく、パーセント(%)で決めること。収入が上下する場合、パーセント(%)にすることで、楽になります。特に、学生時代のアルバイトは、収入が不安定なので、おススメです。

貯金を200円にしている理由

そもそも収入の20%なので200円になるのですが、さらに200円を半分に分けて貯金します。
①お楽しみ貯金は、貯まったらつかってよいお金。
②未来貯金は、絶対手を付けないお金で、ある程度貯まってきたら投資に廻すお金


このように貯金のお金を分けることで、貯金の楽しみ(貯まったら使って良いこと)も教えています。

※僕が、貯金が全くできなかった頃「貯金は我慢!」と思っていました。すなわち、苦しいものと思っていました。

でも、貯金ができるようになると、我慢が楽しみに変わることを実感しています。だんだん慣れてくると、20%の貯金が、30%になったりできるようになります。

臨時収入の仕組みを作る

ここからは、少し応用の話になります。

まだ子供なので、毎月のおこづかいで、十分やりくりできます。
ただお金の知識を持ってもらうために、僕はもう一つ楽しい仕組みを作っています。

その仕組みとは、おこづかい以外の臨時収入を作ることです。
大人でも、毎月のお給料以外に、ボーナスや臨時収入があると嬉しいと思うのです。

子供の場合、おお年玉なども臨時収入になるのですが、それ以外に定期的に収入がある仕組みを作るようにしています。

その方法は、子ども宛に株主優待が送って来る仕組みを作っておくことです。その株主優待を、親が買い取り、現金化して、子どもに貯金させる仕組みを作ることです。

この仕組みができると、未来貯金を貯める意味を教えることができると思っています。

株主優待のもらい方

未来貯金が貯まってきたら、子供名義で個別株投資で運用しています。ただ未来貯金は、おこづかいからの毎月の入金額は100円です。

これでは、なかなか投資に廻す金額まで貯めるのには時間がかかります。そこで僕は、子供が生まれてもらったお祝い金や、国から頂ける子育て手当を貯めて、運用するようにしています。

毎月、コツコツ運用していくことで、お金がお金を産んでくれるようになります。金のタマゴを産むガチョウを飼うことになります。ガチョウを育てることで、ずっと金のタマゴを産んでくれるようになります。

この臨時収入のルールは、
・お楽しみ貯金箱に、半分(50%)
・未来貯金箱に、半分(50%)

にしてあげることで、結果的に未来貯金にお金を貯めていったほうが、お金が増えるスピードが上がることを教えたいわけです。

ほとんどの方が、欲しい物があれば、先に購入すると思います。しかし購入するのを待って、買うほうが、その時だけではなく、ずっと購入し続けることができることを教えようとしています。

格言に「りんごが食べたい時に、普通の人はりんごを買う。お金持ちは、りんごの木を買う!」という言葉があります。

お金を使うことが、その時だけのことなのか?
未来永遠に手にすることができることなのか?教える機会になると思います。

株主優待を使ったおこづかいの話は、前回のブログ【ちょっと変わったおこづかいの渡し方】で書いていますので、良かったらそちらも読んで見て参考にして頂ければと思います。

この方法も、先に紹介した【マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門】の本に書かれているお話です。

注意している点

当然、子どもにとって、速いスピードで入金があります。そのため、お金のルールを教えていない内に、お金が増えてしまえば、結果 無駄使いを覚えてしまうことになります。

そのために、普段から僕のお金の使い方を、少しずつ教えて行こうと思っています。近い将来、長男に投資先を決めてもらうのもありだと思います。そうすることで、経済の勉強になると思っています。

貯金ができるようになるために

貯金について、長々と話を書いてきました。

貯金の仕組みについては、書きましたので、できるようになったと思います。ここまで書いたことが、現在僕が行っている貯金の仕組み作りになります。

読んで頂いた方に、僕のような無駄な時間を過ごしてもらいたくないので書いてきました。いかがだったでしょうか?

浪費家から、貯金体質に変わるために、約10年の時間がかかってしまいました。

もし子供の頃から、お金に関して教えてもらう機会があれば、もう少し楽な生き方ができたのではないか?と思っています。そして、大学生の時に、もしお金の貯め方を知っていたら、夢や目標が生まれて、もっといろんなことを楽しめたのではないか?と思っています。

最後に、最近僕が感じているお金が貯まらない理由を書いて、終わりにしたいと思います。

僕が感じている【お金が貯まらない理由】は4つです。
・複利の知識を知らないこと
・資産を持っていないこと
・便利なモノを買いすぎていること
・承認欲求が強すぎること


便利な話や、承認欲求の話は、先に書きました。
ぜひ、今後は複利のことと、資産作りのことも知ってほしいと思います。

複利の知識を身につける

複利とは、金利に金利が付くことです。
貯金にも、借金も複利の力は作用します。

あのアインシュタインが「複利は、人類による最大の発明。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う!」と言ったとされています。

それくらい複利の力は大きいのです。
しかし残念ながら複利の力について、教わったことはありません。そのため簡単に借金をしてしまったりして、誰かのために利息を払い続けることしてしまっています。すなわち誰かの金のタマゴを産むガチョウになってしまっている可能性があります。

複利の計算の方法は、金融庁の資産シュミレーションを使うと、わかりますので、一度計算してみて下さい。複利は、時間を味方にすることが大事です、そのためにも、早く知ることが大事です。

資産を作る

資産とは、持っていることで価値が上がったり、お金を運んでくれるモノです。しかし、世の中に販売されている殆どのものが、購入した瞬間から価値が下がってしまいます。

資産になるものは、
①不動産
②株式
などに当たります。

わかりやすい例は、イソップ童話の金のタマゴを産むガチョウのお話。ガチョウが資産です。資産のガチョウを持っている限り、どんどんお金を産んでくれるようになります。

僕が子どもの頃、「お金は汗水たらして稼ぐもの!」と教わってきました。

ただあの頃と、今は状況が変わり、長寿社会。年齢が上がれば、汗水流して、お金を頂くことが難しい時代になっていると思います。長生きしても、お金の心配をせずに過ごせるように、資産を作ることを意識することが大事になってきていると思います。

最後に

お金の話は、なかなか人前ですることがタブーとされていました。
今回、お金の話を書いて良いのか?すごく迷いました。

なかなかお金のことを教わることはありません。僕も若い時は、お金の話が苦手で、話題になると逃げていました。

でもある時から、結局お金がつきまとうことを知り、きちんと向き合わなければならないと思うようになりました。経営者としては、当然のことです。お金のことを知らないと、税理士さんや、銀行さんと話ができないのですからです。

お金のことを全く知らずに社会に出てしまう方を少しでも減らしたい思いで書いてみました。

今後ますます少子高齢化が加速すると予想しています。
少子高齢化が進めば、収入を増やすことが難しくなると予想しています。

その流れを少しでも遅くし、その間にお金が貯まる仕組みを作れば、みんなが気持ちに余裕が生まれるのでは?と考えました。

実際、ここに書いて内容で、僕はお金が貯めることができました。
だから誰でも再現できると思います。

お金の心配をしないためにも、早めにお金の知識を身に付けて頂きたいと思って書いてみました。

子供たちが希望を持てる社会になることを願っています。

追伸
おこづかいは、単にお金の使い方を学ぶだけではなく、客観的に自分を見つめたり、予測して準備することなど、生きていく上で大切な能力を身につけることができると思っています。

お子さんに渡すおこづかいの参考にして貰えれば幸いです。

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