こんにちは!隊長こと、松尾勝彦です。僕は、現在53才。
小学校1年生になる男の子の子育てをしています。
子供に恵まれるのが遅くて、結婚して15年目の47歳の時に授かりました。ただ子供を授かったことで、それまで仕事一筋でしたが、考え方が大きく変わりました。
できるだけ一緒の時間を過ごすように心がけています。
- ダメダメな幼少期
- 大人になってできるようになったこと
- 人は、いつからでも変わることができる
- 効果性で考える生き方
- 金のタマゴを産むガチョウから学べること
- 持っていることに気付いていない
- 効果性の考え方
- 効果性のある子育て
- これから子育てで必要になること
- 子供の自己肯定感を下げない
- 環境が人を作る
- プラスの言葉を使う
- 我が子を私物化しない
- 子供の夢を応援する
- スーパーで、ガチャガチャをさせない
- 師匠と、弟子の関係
- 今ではなく、未来をイメージして子育てする
- 信じて、見守る
- 親の言うことは聞かない
- 頼みごとをする際は、理由を伝える
- 話をよく聞く
- 否定しない
- 考える機会を作る
- 世界を広げる
- 目的を持たせる
- 精神力を鍛える
- あいさつの習慣をつける
- 集中力を付けさせる
- やさしさと、強さを持たせる
- 失敗の経験を大切にする
- 未来に希望を持たせる
- 人格を否定しない
- 叱るが、怒らない
- 叱る時間は、3分間
- 片付けを意識させる
- シナジーを創ることを目指す
- お金の大切さを意識させる
- 子育てに陽転思考を使う
- 師を持たせる
- 良い習慣を身につける
- 自分を明確にする
- 困難を乗り越える楽しさを伝える
- 人生の勝ちパターンを伝える
- 子供を変えるのではなく、自分が変わる
- 言葉で言うのではなく、親の背中を見せる
- 損得で判断するのではなく、正義の判断
- 初めてやる事は、70点取れば御の字
- 平均点を伸ばすより、長所を伸ばす教育
- 結論を先に言うこと
- 素直さを大切に
- 好奇心を育てる
- 子供の「なぜ?」に5回付き合う
ダメダメな幼少期
僕の子育ての原点に、自分の幼少期のダメダメだった経験が元になっています。
僕の幼少期は、頑張ってもうまく行かないこと。
親や、先生から「頑張れ!頑張れ!」と言われていました。
でも、うまく行かないのです。
※僕の幼少期の話は、自己紹介のページにありますので、よかったら読んでみて下さい。
年齢も上がって、幼少期にできなかったことの理由がわかります。それは、「頑張れ!頑張れ!」と言われても、やり方を教わっていないことです。
大人になってできるようになったこと
- 片付け
- 勉強
- 読書
- 貯金
- 集中力
これらは全て幼少期に親や、先生から言われてことです。
「片付けなさい!」
「勉強しなさい!」
「本を読みなさい!」
「無駄使いをやめなさい!」
「集中しなさい!」「じっとしてなさい!」
このような感じでした。
今は、元々 自分ができなかったことなので、本を読んだり、セミナーに行って学ぶことで、少しずつできるようになりました。これらのできなかったことの共通点は、コツがあること。コツさえ知れば、誰でもできるようになります。
人は、いつからでも変わることができる
僕は、現在 53歳ですが、人生が大きく3回変わった!と思っています。その中で、大事にしていることは、『行動すること』です。行動することの大切さを教わって来ました。
行動すること!と失敗することが多いです。
でも、失敗すると、悔しいので、勉強したくなります。勉強して、学ぶことで、今までできなかったことができるようになる確率が上がります。そうすると、勉強することが楽しくなります。
勉強が好きになり、できないことができるようになることで、少しずつ自信がつき、自己肯定感が上がります。
自己肯定感が上がれば
・チャレンジする気持ちが湧いてくる
・自立しやすい
・自分のことが好きになる
これらのことが起こります。
この経験から、長男が始めてやることで、失敗しても怒ることはしません。なぜなら、子供の勉強を好きになる機会を奪うことになるからです。そこで大事にしているのは、なぜ失敗したのか?を考える機会を作ることです。次に繋げることを考えながら、子育てをしています。
効果性で考える生き方
この考え方(効果性)の生き方に変えようと考えるキッカケに至ったのは、48歳の時です。今から5年前になります。
そもそものキッカケは、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」を46歳で読み始めて、この本に書かれていることを実践したい!と思うようになったことです。
スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」に書かれていることは、アメリカの過去200年の成功者の文献から導き出された成功者に共通する習慣について書かれています。この本に書かれている通りに行動することで、成功できるのか?を試したくなったことです。
そもそも、なぜそのような考えに至ったのか?
それは、頑張っても、頑張っても、上手く行かないことを不思議に思ったからでした。
正直な話、僕はいろいろ勉強して、頑張っている方だと思います。でも、全然理想に近づかないのです。
頑張っても、頑張っても、上手く行かない!
いつも『どうすれば、うまくいくのか?』と考えてました。『7つの習慣」を読むまでは、頑張りが足りないから、上手く行かないのだって、もっと頑張ればうまくいく!と信じてました。でも、やっても、やっても上手く行かない!
なぜ?
そして、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」の本に行き着いて、上手く行かない真実を知ります。
それは、頑張るやり方が間違っていた!ということでした。これはショックでした。頑張れば、うまくいくと信じていたのですが、やり方自体が間違っているわけです。傍から聞くと、当たり前だと思います。でも本人は気付いていない。では、僕だけが間違っているのか?そうではありません。多くの方が間違ったやり方をやっています。それも、気付かずに!
その象徴が、社会現象になっている少子化です。
みんなが頑張れば、頑張るだけ、少子化になります。
少子化の理由は
・経済的理由
・時間的理由
・晩婚化
・結婚しない価値観
これらの理由があると思います。
少子化になれば、いろんなところに問題が起こります。
わかりやすいのは、お客さんが減ります。
お客さんが減れば、売上が減るので、お店はお客さんを囲い込みしたくなります。いろんな方法で、お客さんを集めようとします。そすれば、ライバル会社は黙っていません。みんなで頑張りだします。お互いお客さんを取られまいとして、頑張るわけです。そして、本業だけでは、売上が増えないので、他の商品を販売するようになり、結果 さらに忙しくなり、さらに少子化が加速すると思います。このように、頑張れば、頑張るほど、負のサイクルに入ってしまうことになっていることに気付かないのです。
また少子化のせいで、人材も不足します。
そうなると、機械化がますます増え、今度は仕事がない方が増え、結果 経済的に苦しくなる方が増えるようになります。
僕の好きなイソップ童話の金のタマゴを産むガチョウの話と同じようになっています。少子化で働き手がいないから、機械化する。一見良さそうなのですが、結果的に人間の働く場所が無くなって行くことにもなるわけです。金のタマゴを産むガチョウの話の最後の農夫がガチョウの金がたくさん欲しいために、ガチョウのお腹を割くのと同じだと思います。この考え方を効率を優先する考え方と言います。
これが、今の社会の現状だと思います。
金のタマゴを産むガチョウから学べること
もし農夫が、金のタマゴを産むガチョウを大事にしていたら、ずっと金のタマゴを産んでくれたと思います。しかし農夫が欲をかいてしまい『ガチョウのお腹には、もっとたくさん金のタマゴがある!』と思って、ガチョウのお腹を割いてしまいました。そのため、死んでしまって、もうガチョウが金のタマゴを産むことはありません。
もし金のタマゴを孵化することができて、もう1羽 金のタマゴを産むガチョウを増やすことができたら、どうなったでしょうか?そうなると永遠に金のタマゴが増えることになります。
この考え方を、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」に書かれているのです。そのことに気付いて、僕は6年前から、生活に落とし込んでいます。おかげで、ちょっとずつ楽になってきたと思います。ただ、今まで『正しい!』と思っていたことの逆をすることになります。
持っていることに気付いていない
多くの方が、金のタマゴを産むガチョウを持っているのに、持っていることに気付いていません。勿体ないです。
持っていると思っていないので、大事にしていません。多くの方が、金のタマゴを産むガチョウを持つために、お金が必要だと思っています。だから大事にしないで、収入を増やそうと考えます。
そもそも、私達の生活の中で金のタマゴを産むガチョウとは何か?
それは、お金だけではなく、お子さんや、家族、配偶者、スタッフ、友達です。
・子供たちがやる気になる言葉を投げかけてますか?
・配偶者に感謝していますか?
・スタッフさんをねぎらっていますか?
自分にとっての大事な、金のタマゴを産むガチョウなのに、有って当たり前!、やって当たり前!と思って、傷つけていませんか?
もし反対に、大事にしていたら、自ら考えて行動できるようになり、こちらが何も言わなくても、ことがどんどん良くなる方へ進んでいきます。これが、金のタマゴを産むガチョウの理想とする話で、効果性という考え方になります。
効果性の考え方
効果性の考え方ができるようになるためには、コツが必要です。
・未来を予測し、逆算する能力
・物事を俯瞰して考える力
・客観的に考える力
・Win-Winの考え方(相手も良くて、自分も良いという考え方)
・長期視点
・精神力(待つ力・欲に負けない自分を律する力)
・志
・自立心
これらが必要になります。
しかし多くの場合 目の前のことを大事にするあまり、長期で物事を考えることができないために、金のタマゴを産むガチョウの農夫のような行動をしてしまいます。しかし、それが当たり前だと思っている。そして、良かれ!と思ってやっていたことが、どんどん苦しくなっていることに気付いてなかったりしています。それが少子化問題に出ているのではないか?と思います。
効果性のある子育て
効果性を意識した子育てができれば
親の立場
・他人と比較しなくる
・我が子を信じることができる
・失敗に対して、寛容になる
・先を考える力が身につく
子の立場
・志が見つかる
・精神力が身につく(困難を乗り越える力)
・子供が自立しやすい
・前向きな考え方
・自立心を持つ
・責任感が付く
・言い訳や、人のせいにしなくなる
など、たくさんのメリットがあると思います。
僕は、たまたま47歳で、子育てをすることになりました。効果性の考え方で、子育てができるには、ある程度の人生経験が必要だと思います。そのため、なかなか子育てで効果性で考える方が少ないと思います。知らないまま、子育てするのは勿体ないと思います。
子供が自発的に、考え、行動できれば、親の時間もできるようになります。子供も誰かに指図をされるわけではないので、自分の行動に責任を持ちますので、自立も早ければ、お互いWin-Winの関係になれます。
これから子育てで必要になること
これからの時代、これまでに僕らが先輩や、親から言われてきたことが、正解ではなくなって来ると思っています。
だから、親が子供の将来についてイメージしておくことが大事だと思っています。
そのためには、幼少期から
・レジリエンス(折れない心・失敗しても立ち直れる力)
・英語力
・チャレンジ精神
・自立力
・探究心
・俯瞰力
・お金の知識
・片付け
・パソコンの知識
・志を持たせる
を、伝えておくことが大事だと思います。
日本以外で、仕事ができるように意識しておくことが大事だと思っています。
今後、ブログを通じて、効果性の子育てについて、いろいろ発信して行こうと思います。僕は、教育者でもありません。ただ言えることは、幼少期にできなかったことが、大人になってできることで、できない人の気持ちが分かるということです。そして、小さな会社を経営していることで、時代の流れが肌感覚でわかります。
僕の話が、参考になって頂けたら、幸いです。