隊長です!
先日、今年5回目の登山に行ってきました。
と、言っても今回は久留米の高良山。
登山とは、けして言えない山です。1時間くらいで、頂上に着きます。
小学生でも、大丈夫な山です。
今回、高良山に行くことを決めていた理由は、実はうちの家の中にある古いお守りや、御札を処分したかったから。前回、高良山に登った際に神社に行くと、御札や、お守りを処分できる所があったから。
正直、お守りや、御札は捨てにくく、初萌出などの際に神社などに持っていって処分するようにしています。
あまり高い山ではないので、前回のブログに書いた友人のNさんを誘ってみました。
Nさんを誘った理由は、前回のブログに書いたのですが、なかなか1歩を出すのが遅いからでした。
誘ってみると、速攻で「行く!」と言ってくれました。
山を登り始めてみて
Nさんは、登山の経験はありません。
年齢は、40代前半。
きっと高校生の頃まで、溯らないと登山の経験はないと思います。
体型は、ちょっとぽっちゃり型です。
今回も、67歳の先輩に案内してもらって登りました。
高良山は、最初長い石段があります。
67歳の先輩ガイド曰く「5歳の孫も登ったので、大丈夫ですよ!」と言ってました。僕は、6月の1度登っていたので、今回は景色を楽しむ余裕がありました。
長い石段を登りながら「今年は、もう冬になるので無理だろうから、来年の春に暖かくなったら長男と一緒に登ってみたい!」と思いながら登ってました。
しかし、20年以上ぶりに登山をするNさんは、そうは行きません。
最初の石段を見て驚き、登る最中も、すぐにバテてました。
道中、弱気な発言が続きます。
それは、正直仕方がないです。
20年も山に登ることはないし、特に普段の生活をしていて、山登りのように膝を上げながら歩くことは、なかなかありません。ただNさんのお仕事は、介護の仕事で、普段1日1万歩以上歩くそうで、歩くのには自信があったようなのですが、やはり膝を上げて歩く登山は、いつもの勝手が違うみたいでした。
山の中腹の神社の本殿で、僕の目的の御札と、お守りを処分しました。
ただ処分するところの注意書きに、燃えるもの以外は処分できない!とあったので、結局 お守りは持って変えることになります。お守りに関しては、また年末か?年始?の際の初詣の際に処分させてもらおうと思います。
その頃、Nさんはバテながら神社に登って来ました。
そして本来の目的の高良山の頂上まで、向かいます。
歩きながら発したNさんの言葉
頂上に向かいながら、歩いているとNさんが言いました。
「子供たちって、いつもこうやって頑張っているんだなぁ!『いつも頑張れ!頑張れ!』ばっかりで、全く褒めて上げれてないなぁ!今度、息子と登山してみたい!」と言い出したのです。
僕は、良いことだと思いました。
実は、大人になると、なかなか子供の目線に立って、物事を見ることをしなくなります。
自分も子供の頃に経験したことだから良いのかもしれません。でも、子供たちからすると、ほとんどが初めて体験することばかりで、初めてだから失敗しても良いのに!なかなか失敗を許されません。
そして登山をして思うことは、僕たちって、いつも誰かと競争や、誰かと比較はするけど、自分に勝つことを避けていることです。しかし登山をしていると、自分に負けない気持ちが求められます。
今回、Nさんがそれに気付いてもらえたのは大きいです。
なぜなら、きっと普段使っている言葉が変わると思うからです。
言葉が変われば、きっと子供たちの反応も変わって来ると思うのです。
僕が仕事する上で意識していること、
それは、
スタッフに、ちゃんと僕の背中を見せて置くことです。
大人のスタ風さんでも、口だけの上司の言うことは聞かないと思うのです。
自分は、寝ながらテレビを見てお菓子を食べながら、子供たちに「頑張れ!頑張れ!」と言っても、子供もちゃんと見ていると思うのです。そりゃ、親の言うことを聞かないと思うのです。
今回の登山を通して、Nさんの中に自分を律する気持ちが目覚めてくれたら、今回の登山は成功だと思いました、
頂上にたどり着いて、Nさんが行った言葉は、「子供たちと登ってみたい!」でした。
Nさんには、中学生のお姉ちゃんがいます。
その子を、登山に誘うのは、大変だと思います。
なぜなら14年間、Nさんの言動を見ているからです。
でも、諦めずに家族で一緒に登山をする楽しみを伝えてもらいたいと思います。
なぜなら、人は楽しいことにはついていくようになるからです。
今日は、ここまでです。
最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
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