7つの習慣|初めての方のための「第2の習慣」終わりを思い描くことから始める:番外編

隊長です!

スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」の第2の習慣:終わりを思い描くことから始めるを理解して良かったことは、未来から逆算すること。すなわち、未来を予測することに繋がります。

しかし未来を予測することができる人は少ないと思います。
実は、先日友人と話をしていて「お金は全く貯まりません!出て行くときは、何かと重なるものです」と言っていました。しかし僕は、この言葉に違和感を持ちます。「本当なのかな?」。

何となく「出費は、重なるモノ」と言えば、良いような感じで、半分諦めている気がします。確かに、タイミング的に出費は重なります。しかし逆算して、出費をズラしたり、前倒して貯金することはできないだろうか?

例えば、新婚で購入した家電など、壊れだすと連鎖しだしたように壊れ始めます。そのため、出費がかさんでしまいます。子供たちの学費も、大学受験などなれば出費がかさむし、子供がひとり暮らしを始めて、大学に通い始めれば、さらに出費がかさみ、それが兄弟になればと思うとゾッとします。

未来を予測する

ただ、そんな時に子供たちの年齢や、親の年齢を予測するライフプランニングを利用すれば、将来どれくらい出費がかかるのか?予測ができます。でも正直、見るのが怖いですね!ライフプランを見ると未来が暗くなると思うのです。でも、ちゃんと未来を直視することが大事だと思います。

見るのが辛くても、1回見てしまえば、第2の習慣:終わりを思い描くことから始めるを意識することで、一度見てしまえば、今からすべきことが逆算できると思うのです。そうすれば、もしかしたら今の内からちょっとずつお金を貯めることを始めるかもしれませんし、無駄使いをセーブしようとするかもしれません。

でも、多くの方が、未来を見ようとしません。不思議に思いませんか?
「なぜなのだろう?」と疑問に思っていたら、その友人の行動を見て、なるほど!と思いました。

歴史の勉強が好きな人が多い

その友人があまりにも目先に追われていたので、僕らがやっているclubhouseの話をして、clubhouseを聞きに来るように誘ってみました。しかしclubhouse当日参加してくれませんでした。ガッカリでした。

翌日その友人のFacebookを見た際、NHKの大河ドラマを見て感動したことを書いてました。それを見て、さらにガッカリしました。実は、僕らのclubhouseの時間と、NHKの大河ドラマの放映時間は同じです。友人は、NHKの大河ドラマを選んだわけです。

僕らのclubhouseが、渋沢栄一さんに敵うわけはありませんが、テレビの番組ならば①録画ができる②再放送もある③オンデマンドで見るなど、いろんな方法で後から見る方法があると思うのです。1840年生まれの渋沢栄一のお話、現在2022年と考えれば180年も昔の話です。

確かに渋沢栄一さんは、すごい功績を残された方です。歴史をバカにするつもりはありません。でも、多分 今からは未来をちゃんと見ないといけない気がするのです。

そこで考えました。
「なぜ歴史が好きな人が多いのだろうか?」

歴史の勉強はするが、未来を学ぶ授業がない

僕の母親も、嫁の実家の両親も時代劇が大好きです。同じように歴史が好きな人が多いと思うのです。僕は時代劇をあまり見ません。なぜなら、結末を知っているからです。

しかし歴史を好きな人は、何回も同じドラマを見ますし、主演が変われば、内容が同じでもまた見ます。このことがすごく不思議だったのですが、友人の行動を見て、多くの方が時代劇を好きな理由が分かりました。

それは
①歴史の勉強はするが、未来の授業はない
②結末を知っているので、安心して観られる

③義理人情、正義感がある
このようなことがあるのではないか?と思います。歴史から学ぶこともありますが、そこにばかりこだわっていると、大変なことになると思うのです。

そこで、たまたま小学校の先生にお会いしたので「ぜひ子供たちのために未来の授業をしてください!」と言ってみました。そしたら「誰に先生になってもらったらよいか?わからない!」と返答が来ました。

それを聞いて少し残念な気持ちになりました。
なぜなら、先生は正解を教えようとしていたからです。そもそも未来の予測に正解などないと思います。空想することがとても大事なので、誰が先生になっても同じですし、子供たちに任せて、先生なしで勝手に空想をさせていても良いと思うのです。将来何てわからないのですから。でも、考えることは大事だと思います。

常に5年後、10年後先を考える訓練、そしてそのための準備をする力が、今の日本、子供たちのために必要な気がしますが、いかがでしょうか?

今日は、ここまでです。
最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
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隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

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