会議|「7つの習慣」で会議が変わる

隊長です!

9月26日(日)20時からのclubhouse「未来への種まき」では、会議をテーマにお話をします。前回のroomの際、リスナー席からお話をしてくれたYさんのコメント聞きながら「もしかしたら多くの方が『7つの習慣』の各習慣をバラバラに捉えてあり、繋がっていないのではないか?」と思ったからです。

僕はスティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」では、第6の習慣:シナジーを創り出すことをゴールに、第1の習慣から、第5の習慣が繋がっていると思っています。第6の習慣:シナジーを創り出すを実行するためには、第1~第5の習慣を知らないと実行できないということになります。ちなみに僕は「7つの習慣」の成功の定義を「相手との良い関係作り」と思っています。一人ではできないことが、仲間と一緒に協力して仕事をすることで夢が叶うことと思っています。

会議の説明が「7つの習慣」の理解を深める

リスナのYさんの話を聞きながら思ったことは「7つの習慣」の全体像が分かるテーマの企画をやりたい!そのためには会議の作り方をテーマにすべきだ!と思いました。会議にが「7つの習慣」の各習慣の要素がたくさん含まれます。会議の作り方の話をすることで「7つの習慣」の理解が深まると思ったのでした。

会議は、楽しい!

「会議は楽しい!」と言うと、多くの方に否定されそうですが、「7つの習慣」を知って会議に臨めば、会議は楽しくなります。なぜなら、自分ひとりでは思いつかなかった画期的なアイデアに出会えるからです。だからワクワクします。しかしながら僕も半世紀生きていますが「この会議は楽しかった!」と思う会議になかなか出会うことができません。なので、楽しい会議を創りたい!と思っています。

「7つの習慣」の各習慣

ご存じの方も多いと思いますが、改めて「7つの習慣」の各習慣を書いてみます。
・第1の習慣:主体的である
・第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
・第3の習慣:最優先事項を優先する
・第4の習慣:Win-Winを考える
・第5の習慣:まず理解に徹して、そして理解される
・第6の習慣:シナジーを創り出す
・第7の習慣:刃(は)を研ぐ

次に、各習慣と、会議が楽しくない理由を書いてみます。一部「7つの習慣」に当てはまらないものもありますが、自分でもかなりの数なったことに驚いています。

7つの習慣

会議が楽しくない理由

  • マウントを取られる:第1の習慣第4の習慣
  • 話を聞いてもらえる雰囲気ではない(安全ではない):信頼貯金がない
  • すぐ否定される:第5の習慣
  • 妥協案を大事にして、シナジーを知らない:第6の習慣
  • 自分の意見が正しいと思っているのか?周りに話を振る習慣がない:第5の習慣
  • 話をする方をえらいと思っています:第5の習慣
  • 価値観が同じ人が良いと思っている:第6の習慣
  • 結論までの話が長い(話を2分以内にまとめる)
  • 多数決で決める
  • 考えが浅い(すぐ「難しいね!」という言葉を使う・考える習慣がない)
  • 効率的に考え、効果性を知らない(「仕方がない」という言葉に出やすい):第6の習慣
  • ホワイトボードを使えない(空中戦になる・話が元に戻れない)
  • 報告・連絡事項が多い。(その他から、やってみる・その他に重要な案件がある):第3の習慣
  • 根回しの文化
  • 会議の場を乱していけないと思っている:第1の習慣と、第4の習慣
  • ディベートの本当の意味、使い方を知らない:第5の習慣
  • 損得勘定で物事を考える。または、自己犠牲で考える:第4の習慣
  • 会議のゴールが明確になっていない:第2の習慣
  • 自分が無く、相手に合わせようとする:第2の習慣
  • 優先順位の付け方を知らない:第3の習慣
  • 相手のアイデアが羨ましいと思う:第4の習慣第6の習慣
  • 人のせいにする:第1の習慣
  • 論破することが正しいと思っている:第4の習慣

会議に対する考え方が変われば、会議が楽しくなる

ざっと会議が楽しくない理由を書いてみました。あくまでも、僕の解釈なので、間違っている所もあると思います。各項目の横に各習慣名を入れています。それぞれの課題に対して、その習慣を理解すれば、解決できると思います。「会議は楽しい!」と思うメンバーが二人いると、会議は変わると思っています。多数の中に、一人では拒絶されてなかなか厳しいところがあります。

会議が変われば、社会が変わる

僕がいつも思っていることに、諸外国に比べて日本は30年間止まっていると言われています。
いわゆる「失われた30年」です。この間、多くの方がサボっていたわけではないと思います。でも諸外国(外から)見ると、成長してないと言われています。

僕はこの大きな原因を、会議のやり方の差ではないか?と思っています。正しい会議の仕方を知ると、画期的なアイデアが生まれ(シナジーが創れ)、チームが一致団結します。しかし会議の仕方を知らないと、妥協案になってしまい、チームの力も発揮できません。

もうそろそろ会議のやり方を変えないといけないのでは?と思っている所です。

今日は、ここまでです。
最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
このブログは、長男の空手の練習に付き合っているために毎日23時に更新しています。
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隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

シナジー効果のイメージ図
シナジーのイメージ図

    コメント

    1. 松尾さん、いつもありがとうございます。

      どう記憶を手繰り寄せても「7つの習慣」が推奨するような会議には出席したことも開いたこともありません。
      会社であれ、仲間内であれ、家族であれ、そこには上下関係やパワーバランスが存在し、そのうえで「強者が弱者に自分の意思を伝える場」・・というのが私の会議のイメージです。(だいぶ寂しいですが・・・)
      なので、会議の成否って、人間関係や雰囲気作りも含め、実は会議が始まる前に8割方 決まってるんじゃないか・・というのが私の意見です。

      でも、よく考えてみたら「人が集まって話す」という意味ではこのclubhouseも会議ですよね。
      毎回テーマが決められて、始まる前は「この辺に答えが落ち着くんだろうな・・」と考えて望みますが、(いい意味で)毎回裏切られて、一人一人では考えつかなかった結果がでます。
      そういう意味では月に2回、「良い会議」をさせてもらっていると思ってます。

      • 真田さんいつもありがとうございます。「会議が楽しい!」と思ってもらえる方が増えたら、会議が変わると思います。会議が変わると、参加者のモチベーションが上がります。今日のclubhouseがそんなきっかけになれればと思っています。そのためにも「7つの習慣」の考え方が広がればと思います。

    2. 会議についての考察ありがとうございます!
      私も真田さんに同意で、8割は始まる前に決まってくることに思えますねー。
      ということは、まず「会議をする、をゴールにした初期設定」としての7つの習慣
      次に「会議自体のゴール」「会議後のゴール」みたいな
      段階を踏んだ『終わりを意識』が必要なのかも〜?と今思っています。
      今夜楽しみです!よろしくお願いします。

      • 椛本さん、コメントありがとうございます。そうなんですよね!「この会議!わざわざ出向く必要なるの?」って会議ありますよね!これだったらメールでも良くない!みたいな感じです。そもそも会議自体の名称に、いろんな意味合いが入っているのかもしれません。会議自体を、報告・連絡・相談・アイデア出しに分ける必要があると思っています。普段から報告、連絡をメールなどでやっておけば、アイデアを考え出す会議の時間が作れますが、報告、連絡で時間がいっぱいになり、考えるアイデア出しが、あと送りになることがほとんどだと思います。今日はよろしくお願いします。

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