隊長です!
10年前に、片付けの面白さ、楽しさ、すごさに出会いました。その当時の僕の口ぐせは、「忙しい!忙しい!時間がない!お金が無い!」。しかも会社では、小さな会社なのにスタッフさんが5年間で、20名も入れ替わるような状態です。こんな状態から救ってくれたのが片付けでした。
2011年の作業場は、このような感じでした。忘れないように、壁一面に資料を飾っていました。
片付けのすごさに衝撃を受ける
当時の自分の机の周りは、すごい状態になっています。注意欠陥のある僕は、忘れたくないから、全て出しっぱなしです。引き出しが、全く使えない状態でした。だから、出しっぱなしが当たり前だと思っています。
当時、誘ってもらって片付けのセミナーに参加してみて、自分が良かれと思っていたことが、全く逆だったことに気付きます。セミナーに参加している間に「片付けができれば、会社が変わるかもしれない!」という期待を持ち始めていました。改善したくなったことは無駄と、導線でした。これが改善できれば、作業効率が断然上がると確信したのです。
この時に、理想の会社の働き方をイメージしていたわけです。スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」で言うところの第2の習慣:終わりを思い描くことから始めるです。この理想のゴールをイメージできたことは、とてもよかったと思います。
ゴールがイメージできると・・・・・
①あきらめない
②反対勢力にも屈しない
片付けをすることで、これらのことを体験しました。しかし折れずに、達成できました。
片付けは、頭を使います。片付けを始める際、まずモノを減らすために「いる?いらない?」の判断の連続です。まだ片付けを始めたばかりなので捨てる基準が明確になっていません。当然、時間がかかります。判断に対して頭を使うので、集中力が長く続きません。僕の場合は15分間。すぐ疲れてしまいます。なので、最初は小さく、引き出し1個から始めるようにしました。そうすることでコツコツ毎日続けることができました。毎日、続けていると自分なりの捨てる判断基準ができます。
また家族がいたり、一緒に仕事をしているスタッフがいたら、片付けに対して、当然 反対されます。なぜなら環境が変わることを、嫌うからです。しかし理想を明確にすることで、反対勢力に屈することなく、片づけることができました。ただ今なら、反対勢力にも協力をしてもらえるプレゼン(提案)ができると思います。当時は、強引にやっていました。そのため、反発も大きかったと思います。ただ数年後、改善したことに対して、家族は快適になったことを喜んでくれます。
片付けができると・・・・・
①仕事時間が減る
②休みが増える
③残業がない
④お金が貯まる
⑤気持ちに余裕が生まれる
このような効果が生まれます。特に大きいには、仕事時間が大幅に減ったことです。仕事時間が大幅に減ったことで、スタッフさんも辞めなくなりました。だんだん会社の中の雰囲気も良くなり、次第にスタッフさんも仕事を覚えてくれ、新しいことができるようになって来ます。ちなみに、うちの会社の探し物のルールは「探し物は10秒以内」です。今のところ、このルールは守れています。(このことが、現在 子育てにも応用できるのでは?と思っています。現在、5歳の男の子を子育てしていますが、とても楽をさせてもらっています。きちんと、できる仕組みを作ってあげれば、親も、子供も楽だと思います)。
しかしここで、僕が不安になるわけです。
どんな不安なのか?急に仕事時間が短くなり(およそ半分)、お金も貯まってくるようになります。あれだけ口ぐせが「忙しい!忙しい!時間がない!お金が無い!」だったわけですから、急激に変わったことに頭がついていけなくて、時間が余って来ることに、今度は不安を感じるようになります。「堕落しているのではないだろうか?」「このままで良いのだろうか?」。そんな風に考えるようになったわけです。望んでいた結果なのに、いい加減なものです。
「7つの習慣」との出会い
以前から「7つの習慣」のことは知っていましたが、完読するまではできていませんでした。たまたまオーディオブックがあることを知り、購入して読んでみると、なぜ片付けで大きく変わったのか?理由がわかりました。
片付けは、「7つの習慣」の中の第3の習慣:最優先順位を優先するの中の第2領域活動(緊急でない、重要なこと)だったわけです。いわゆる後回しにすること。第2領域活動をすることで、事故や、クレーム、病気などの第1領域(緊急で、重要なこと)が減ってきます。また第3領域(緊急で、重要ではないこと)が減って行きます。第2領域活動をすればするほど、どんどん快適になって行きます。このことに気付いたことは大きいです。
そして、片付けを通して、モノと向き合うことによって「自分が何を大事にしているのか?」「何がしたいのか?」がわかるようになって来ます。片付けを通して、自分の主体的な面が見えてくるようになります。片付けは「7つの習慣」の中の第1の習慣:主体的であるの訓練にもなると思っています。
第7の習慣:刃を研ぐ
「7つの習慣」を通して、片付けのすばらしさに気付いた僕は、普段から散らからないお部屋作りを意識するようになります。散らからんない汚部屋作りも「7つの習慣」の中の第7の習慣:刃を研ぐと思っています。普段から意識して生活していると、快適に過ごすことができます。その中でも、最近いくつか気を付けていることがあります。それは①行動する際に、間を置くこと②付き合う人を選ぶです。次回、このことについて書いてみたいと思います。
今日は、ここまでです。
最後まで、読んでいただいて、ありがとうございました。
僕のブログが、仕事や、生活に何か?お役に立てたら幸いです。
隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。
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