考え方|写真を加工する際に大事にしていること

隊長です!

僕の仕事は、写真を撮るカメラマンです。写真を撮ることが主な仕事ですが、パソコンを使って写真の加工もします。写真の加工の中でも、写真の修正もします。

僕が若い時の修正は、今のようにパソコンを使っての修正ではなく、フイルム(ネガ)に鉛筆を細く削って書いていました。その際に、学んだことは「修正は、自然に見えることが大事。修正をしました!とわかる写真は下手な写真だ!」と先輩から学びました。

最初に教わった言葉なので、大事にしています。
だからキレイに修正をしても、ほとんど褒められることはありません。なぜなら修正したことがわからないようにしているからです。ただプロはわかります。その理由は、素人目にはわかりにくいのですが、肌の光と影のつながりが、不自然なのにきれいだからです。

ただどんなにキレイに修正をしても、特に肌なのですが、修正をすればするほどふっくら太って(肌がパンパンになる)見えてしまいます。なので、しわを無くして修正をする場合、それと同じように肌の輪郭を削る修正をしないと、肌は綺麗になっても、太ってみえます。

修正加工をして思うことは

修正の技術は、思いやりに似ていると思っています。
その理由は、相手にわからないようにしてあげることです。思いやりも、相手にわかるような思いやりは、押しつけがましく感じがします。なので、写真の修正を加工も、したのか?してないのか?わからないくらいが良いと思います。

ただ僕はなるべくなら修正をしないで、なるべくノーマルの状態で大事にすることをおススメしたいと思っています。もしかしたら時代に逆らっている考え方かもしれません。

例えると、自分の写真を見て、体型を細くしてほしい!と言われた場合、できればダイエットしてから写真を残して欲しいと思っています。なぜなら、写真で加工することは、簡単です。でも、現実は何も変わっていないわけです。もしその写真を他人が見て、修正に気付いたとしたら、どんな気持ちになるのかな?と思ったりします。自分で努力して写真を残してみることをすると、きっと自信が付くと思うのです。

写真を見るたびに、勇気が湧くようなそんな写真を撮りたい!と思っています。

片付けできたら、お家で家族写真

僕がまだ撮ったことの無い写真で「片付けできたら、お家で家族写真」という撮影メニューがあります。この撮影は、片付けができないご自宅を約1年間かけて家族みんなで片付けをしてもらいます。そして、片付いたお家で家族写真を撮る企画です。

この企画の発想も元々は、僕の写真の修正の話に通じるモノがあります。
実は、片付けができない家族は、いつもイライラしています。言葉使いも荒いと思います。でも家族が片付けに目覚めて片付けしていくと、どんどんお家の雰囲気が変わって行くと思います。そんな家族写真を撮りたいと思っています。その際、同じお部屋で片付けの出ない時(before)と片付いた後(after)で撮った家族写真を見比べて欲しいと思うのです。そうすると、1年間の変化が写真を見るたびに思い出されると思うのです。

家族で一致団結して片付けたお部屋で家族写真を撮る!多分、すごい宝物になると思うのです。モノがたくさんで人がひとり入るだけでギューギューだったお部屋で家族写真が撮れたら、すごいと思いませんか?その写真をリビングに飾って、家族の変化をリビングに遊びに来た知人に語りたくなると思います。

しかしそもそもお家が片付くまで、知人をリビングどころか?お家に上げることさえできなかったわけですから、知人も驚くと思います。こんな写真を撮ってみたいわけです。

詳細については、次回にブログで書いてみたいと思います。

今日は、ここまでです。
最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
このブログは、長男の空手の練習に付き合っているために毎日23時に更新しています。
毎日1,000文字を目標に書いています。

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隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

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