子育て|子供の「なぜ?なぜ?」に5回付き合う

隊長です!

51歳で、5歳の男の子の子育てをしています。周りのパパとママから比べると、おじいちゃんの年代です。面白いことに、長男の担任の先生は、僕の中学校の同級生のお子さんです。だから、まだ20代前半の若い先生です。

昨日、妻がお迎えに行った際に先生から『らいとくんの「なぜ?なぜ?」に困ってしまった!』と言われたそうです。その話を聞いて、長男も、先生もお互い辛かっただろうなぁ~と思いました。うちでは、あまり「なぜ?なぜ?」と言わない長男。本当に理由が知りたかったのだと思います。

今回、僕が考えている、子供の「なぜ?」に対しての考え方を書いてみたいと思います。参考にして頂けると嬉しいです。

子供の「なぜ?」の疑問を大事にする

「なぜ?」という疑問はとても大事です。なぜなら、好奇心だから。
好奇心を大事にすれば、
・勉強が好きになる
・興味関心が湧く
・気付く力が付く

だから、とても大事です。
発展している会社の社長さんは、子供のように常に「なぜ?」と疑問を持っています。尊敬する経営者、ソフトバンクの孫正義さんは、子供の様に目を輝かせています。

しかし、多くの大人が好奇心を無くしてしまいます。なので、自然に興味を持つことが少なくなります。大人が好奇心を持たなくなる原因は
・考えなくなるから
・覚えることを優先するから
・自立していないため

このようなことが原因だと思っています。

好奇心がなぜ経営者にとって大切なのか?それは、変化に気付いて、対応をしていかないといけないからです。

心に余裕を持つ

子供の「なぜ?」に付き合うのには、心に余裕がいると思います。忙しい時に、言われるとイライラすると思います。

だから僕は、子供に「なぜ?」「なぜ?」と言われた際に、切り抜けるためのマイルールを持っています。これがあるので、心に余裕が持てます。
・子供の「なぜ?」に5回付き合う
・「なぜしないといけないのか?」と、必ず理由を言って指示すること
・「なぜ?」のオウム返しをする
・子供が「なぜ?」を言ってきた際、大人の言い方が子供に伝わっていない

1つ1つ詳しく書いていきます。

・子供の「なぜ?」に5回付き合う
これは自動車メーカのトヨタ生産方式から頂いた考え方です。トヨタでは、何か?問題が生じた際に、「なぜ?」を5回繰り返すことで、問題を深堀していきます。「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」の5回です。そうやって考えることで、真の原因がわかり、原因を解決することで、問題の再発を防いでいきます。実際、子育ての際に使ってみると、だいたい3回くらい「なぜ?」を言ってくると、子供たちは言わなくなります。

・「なぜしないといけないのか?」と、必ず理由を言って指示すること
うちの子育てで大事にしていることは、「なぜしないといけないのか?」という理由を言ってから指示します。その理由は、人は本来「理由」「動機」がないと行動しないから。そのために必ず理由を言ってから、行動を即します。これは子供だけではなく、大人も同じです。大人も理由がないと、なかなか行動してくれません。

・「なぜ?」のオウム返しをする
「なぜ?」の言葉が出てきたら、勉強が好きになるチャンスです。うちでよく使っているのは
長男「ぱぱ!何でこうなるの?」
僕「よく気付いたな!何でだと思う?」
長男「それはね!・・・・・・・」
という会話を良くしています。実は、これは考えることが好きになる訓練だと思っています。このやり方を使っているのは、僕の師匠 小阪裕司氏です。僕は師匠から、このやり方で考える力を鍛えられました。おかげで考えることが、とても好きになりました。そして、勉強が好きになりました。

・子供が「なぜ?」を言ってきた際、大人の言い方が子供に伝わっていない
子供が「なぜ?」としつこく行ってきた際に、大人の言い方が悪いことに気付いてある方は少ないと思います。僕は小さな会社の経営者なので、広告を付くたり、チラシを作ったりしています。その際に気を付けていることは、誤解のない表現になっていないか?を意識しながら作っています。相手が間違った行動や、問い合わせが多い場合は、自分の伝え方が悪い場合が多いので、すぐに表現の仕方や、言い方を変えています。しかし、これができるようになるためには、何度も失敗を繰り返しながら、自分の伝え方(表現の仕方)を俯瞰して考えることが必要です。最初は、少し難しいかもしれません。

このようにマイルールを準備することで、子供の「なぜ?」が好きになってきます。好きになれば、忙しい時に言われても、心に余裕があるのでは?と思うようにしています。お子さんが「なぜ?」と言ってきたら、試しに使ってみてください。

今日は、ここまでです。
最後まで、読んでいただいて、ありがとうございました。

僕のブログが、仕事や、生活に何か?お役に立てたら幸いです。
隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

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