片付け|「無限」という考え方と、「有限」という考え方の違い

隊長です!

僕は、片付けで人生が変わったので、片付けの大切さを伝えようと思うようになりました。

そんな僕が、五木寛之氏の「捨てられない生きかた」を読んでみました。
そこで気付いた片付けのできる人と、片付けが苦手な方の違いは

・過去VS未来
・見えるものを評価VS見えないモノを評価
・自分本位VS他人本位
・無限VS有限
・モノを大事にする考え方の違い(取っておくVS使う)

・モノがたくさんある方が心地よいVSモノが適量の方が心地よい
このようなことがある気がしています。

今回は「無限」と「有限」の違いについて書いてみたいと思います。
ちなみに、今の僕は「有限」という考え方をしています。
そのため、モノを大事にするという考え方です。

30代までの片付けができなかった時の考え方は、無限という考え方をしていました。
①足りなかったら買えばよい!
②売上が足りなかったら、稼げばよい!
③部屋が狭ければ、広い所に引っ越せばよい
④みんなが持っていたら、持っているのは当たり前
⑤お金が無ければ、借金すればよい

こんな考え方でした。

これが当たり前だと思っていました。
理由は、僕の周りのみんながしていたからです。みんながしているので、頑張っていれば、いつか運が味方になって、状況が変わると信じていました。この頃は、このような考え方をしていましたので、いつもお金が苦しい状態でした。

この状況から、考え方を変えてくれたのは、片付けだったのです。
片付けを知って、行動していたことで、あることを学び始めて、さらに片付けが加速しました。

その、あることとは・・・・・・・・・・

財務管理ができるようになる

財務管理でした。
先輩経営者から、45歳の時から財務の基本を5年間学びました。おかげで、会社のお金の流れが分かるようになります。そうすると、30代でやっていた「無限」の考え方が間違っていることに気付きます。

そして、
①会社
②スタッフ
③お金
④お客様
⑤業者さん
⑥会社の資源

これらは、有限だということが理解できます。
いわゆる財務を知らない時期の僕の経営は、ドンブル勘定になっていたわけです。

ドンブル勘定なので、全くお金の流れを知りません。お金が足りなければ、銀行に借りれば良い!といった感じです。例えば、どんぶり勘定の時代は、たくさん仕入れた方が、1つの単価が安いので、一度にたくさん仕入れていました。それが、当たり前だと思っていました。

しかしきちんとお金の流れがわかると、それは間違いだと気付きます。
間違っている所は
①一度に仕入れることで、資金繰りが苦しくなる
②数年分の在庫を抱えることになり、倉庫が圧迫される
③数年後に、時代遅れになって、使い物にならないこともある

このようなことが、きちんとお金の知識があれば、わかりますが、どんぶり勘定なので、全体で考えずに①今②1個の単位で考えていました。

結果的にお金にいつも苦しい状態です。
理由は
①大量に仕入れることで、資金繰りを圧迫してしまい、いつも自転車操業
②銀行に借金することで、余計な金利を払うことになる
③在庫が増え倉庫を圧迫することで、さらに倉庫を増やすことになり家賃や、建設費が嵩む

このような流れになります。

このようなことを財務の知識が分かるとしなくなります。

今は、なるべくムダを無くした形にしていますので
①狭い部屋の方が管理がしやすい
②狭い部屋の方が掃除がしやすい
③モノを大事にする
④発注タイミングをきちんと管理する
⑤探し物なし
⑥残業なし
⑦スタッフさんの休みは年間休日130日

などができるようになりました。

結果、スタッフさんが辞めなくなり、長期で仕事をしてくれるので、新しい仕事ができるようになって来ました。そして、特に最近気にしていることは、求人です。

少子化で、なかなか求人をしても、来てくれない可能性があります。
だから
①スタッフが辞めない会社を作る
②働きやすい会社を作る

求人をするためには、このような会社になっていないと、なかなか求人がしにくいと思っています。そうなると、片付けができている会社と、そうでない会社の差は、明らかになると思いますが、いかがでしょうか?

人を入れなくても、ロボットがある!と思われる経営者さんもいると思いますが、ロボットを導入するのも、さらに資金がいるわけです。

今日は、ここまでです。

最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
このブログは、長男の空手の練習に付き合っているために毎日23時に更新しています。
毎日1,000文字を目標に書いています。

良かったら、また読みに来てください。
もし気に入って頂けたら、ブックマークを付けてもらえると嬉しいです。
僕のブログが、仕事や、生活に何か?お役に立てたら幸いです。
また読んで頂いて感想や、コメントを頂けると嬉しいです。
下記のコメント欄を使って、お気軽にコメントや感想を送ってみて下さい。

隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

    コメント

    PAGE TOP