貯金|借金の金利の恐怖

隊長です!

前回のブログで、複利の力の話をしました。複利の力の大きさを感じて頂けたら幸いです。
もしかしたら金利3%とか無理と思っている方がいるかもしれません。そう思われても仕方がないです。現在、定期貯金に預けていても金利0.1%なので仕方がありません。

できれば貯金に少し余裕が生まれたら、投資をすることをおススメします。そうすると3~5%の恩恵を受けることができます。

ただ知っておいて頂きたいのは、現在の貯金では、複利の力は微力ですが、借金をしていたら複利の力は大きく働くということです。

雪だるま式

という言葉をご存じですか?「借金をすると雪だるまのように大きくなる」ということを言われます。これは複利の力が働き、最初は小さいけど、後からどんどん大きくなることを表した言葉です。実際の雪だるまも、最初は小さい玉(核)をどんどん周りに雪を付けて大きくしていきます。転がせば転がす分だけ、大きな雪だるまになります。

ただこれの雪だるまは、借金の際に使われることが多い言葉ですが、貯金にも使える言葉です。しかし貯金では、なかなか使われません。その理由は、貯金の場合、雪だるまのように大きくなる、すなわち複利の力が働く前に使ってしまう(貯金を引き出してしまう)からかもしれません。

借金の際の金利

借金をする際、金利は安い方が返済も楽になります。
①住宅ローンで、0.5%
②教育ローンで、3%
③マイカーローンで、1.3%
④消費者金融で、15%

とおよそですが、このような金利です。パッと見ると、住宅ローンは金利が安そうに感じますが、住宅ローンの場合35年間と支払い期間が長いので、トータルで計算してみると、かなりの金額になります。

だいたいですが3千万円のお家を買ってローンを組んだ場合、トータル4千万円を支払うことになります。35年間でおよそ1千万円の利息を払うことになります。

住宅ローンの金利の数字は、一見小さく見えますが、返済期間が長くなれば、その分 複利の力が働いて、トータルの返済金額が大きくなります。もしローンを組む際は、月々の返済額だけではなく、トータルの返済金額を知ることが、とても大事です。

複利(金利)の力を甘く見ない

この複利、すなわち金利の力を甘く見ないことです。味方にすれば、頼もしいのですが、借金をして、金利を敵に回すと怖いです。不思議なのは、誰がいつのこの頃からこの金利の計算法を使い出したのか?ということです。

時代劇で、お百姓さんが不作で、金貸しからお金を借りて、返済できずに娘を女郎に売ると言った話が出てきますので、江戸時代以前からあったのだと思います。しかも金利は、日本だけではなく、世界共通ということも、すごいと思います。

良い借金と、悪い借金

なるべく借金をしない方が良いと思います。できるだけ貯めてから、買うようにしたいです。ただ現在は、簡単にローンが組めますので、考えて借金をすることが大事です。

ただ全ての借金が全て悪いわけではありません。
良い借金と、悪い借金があります。良い借金とは、購入することで返済金利以上にお金を産みだしてくれるものです。しかし、なかなかこういうものはなく、どちらかというと悪い借金をする場合が多いです。くれぐれもよく考えって借金をしてください。

借金をする前に
①頭を冷やして冷静になる
②数日おいて、本当に購入すべきか?考える
③ローンの金利を調べる
④月々の返済金額を聞く
⑤トータルの返済金額をきちんと聞く


借金をしてしまうと、貯金ができなくなり、急な出費に対応ができなくなります。できれば借金をする前に1年間、借金をしたつもりで、生活してみることをおススメします。例えるとお家を購入される場合などです。

例えば、2万円が返済金額ならば、生活費から2万円を先に抜いて、生活を1年間してみるわけです。1年後、なに不自由なく返済しているつもりで生活ができたら、その後 本当に借金しても生活ができます。本当の返済は、まだ始まっていませんので、結果的に手元には24万円の貯金ができたことになります。借金の返済で大事なことは、生活のペースを守るということです。借金返済のために、節約するとリバウンドします。リバウンドしないために、生活のペースを守ることです。

そして大事なのは、
金をして、その返済のために、さらに借金をすることだけは、絶対にしないように!

今日は、ここまでです。最後まで、読んでいただいて、ありがとうございました。
僕のブログが、仕事や、生活に何か?お役に立てたら幸いです。

また読んで頂いて感想や、コメントを頂けると嬉しいです。
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隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

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