貯金|バランスシート(貸借対照表)を意識するメリット

隊長です!

前回のブログで、バランスシート(貸借対照表)の大切さを書きました。
でも自分がバランスシートの大切さに気付いたのは、つい最近なんです。なぜ気付いたのか?と言うと、6年前から始めた投資(投資信託と株)の成績が、ドンドン良くなっているからです。

投資を始めた当初は全然増えなかったのに、6年も経つと、いい感じに増えてます。これを冷静に分析してみると、バランスシートの資産が、お金を産んでくれているので、そんなにガムシャラに焦って仕事をしなくても良いことに気付きます。自分が仕事をして頂いたお金を何に使うのか?とても大事だと思います。
①消費なのか?
②投資なのか?
③浪費なのか?

会社の財務がわからない頃

僕は44歳で財務の勉強を始めました。当時は、全く財務のことがわからず、
とりあえず
①売上を上げること
②良い商品を作ればお客様はわかってくれる
③長い時間仕事をすること
④忙しければ、人を雇えば良いと思っている
⑤メリハリが大事で、仕事をした分、遊んで良い!
⑥お客様に喜んでもらうために、ドンドン設備投資をする
⑦探し物をするくらいなら、買った方が早い!

このような感じでした。だから会社の収支はいつも赤字ギリギリ。頑張っても、頑張っても、会社にお金が残らない状態です。

そんな状態の時に、70代の先輩経営者から「松尾くん!財務の勉強会をやろうか?」と声をかけてもらったことが本当に大きかったです。そしてその勉強会で財務を5年間学んで、ある程度習得してから卒業しました。

決算書の数字が何を言っているのか?わかると、考え方が変わり、行動が変わります。しかし毎年の収支ばかり見ていると、やってもやっても同じことの繰り返しをしていることに気付きます。そして思ったことは、若いうちは体力もあって、今のやり方で良いかもしれないけど、年齢が上がり、体力が落ちた際に、今と同じやり方をしていても、体がもたない!と自覚したわけです。

モノの尺度を変えてみる

頑張っても、頑張っても、同じところをクルクル回っているラットレース状態から、抜け出すために、ラットレースを降りる覚悟を決めます。そして意識にするようにしたのが、バランスシート(貸借対照表)。

そうすると、毎年の成績の損益計算書を見ながら、一喜一憂するより、バランスシートを見ながら、自社が確実に成長しているのか?を見た方が、自分にはちょうど良いことが、わかってきたのです。

現在は、個人のお金のほとんどを資産(金のタマゴを産むガチョウ)を買うようにしています。すなわち投資(投資信託と株)に廻しています。そうすることで、少しずつではありますがお小遣いが増えていきます。

会社でいう資産とは何か?
それは人財だと思うようになりました。すなわちスタッフさんが働きやすい環境を作ってあげることが、バランスシートをよくすることだと思うようになったわけです。

もし経営者が、バランスシートを見ることが出来ずに、損益計算書で業務の内容を判断すると、人件費率が高いことが気になりだし、リストラを考えたり、または正社員よりパートにしたり、さらに過度の仕事を要求するかもしれません。

しかしバランスシートを意識している経営者なら、スタッフさんを大事に育てると思うのです。なぜなら、人は今以上に成長するから、できる仕事が増えて行くからです。

現在は、財務表を常に意識していますので、新しいことを始めても、すぐにスタッフを雇うことを考えずに、今いるスタッフさんで廻せる仕組みを考えようにしています。そうすることで、余計な人件費が増えることがないからです。
心していることは、働く環境を良くしながら、今いるスタッフさんの能力を引き上げること。
これがバランスシートを意識しながら経営する事で知ったことです。

以前、ある経営者から面白い話を聴きました。
「売上を毎年15%ずつ上げると、5年で2倍になる!」。
確かに計算上はそうなんですけど、
2倍の売上にするために、
①何人スタッフを増やさないといけないの?
②誰が教育するの
③売上が増えたことで、起こるデメリットは?

このようなことまで、考えることが大事だと思うのです。僕が大事にしているのは、自分の丁度良い量を知っておくこと。僕は、売上より、丁寧に撮影できるお客さんの数で丁度良いと思っています。それ以上増えても、余計な問題も増えると思っているからです。

今日は、ここまでです。
最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
このブログは、長男の空手の練習に付き合っているために毎日23時に更新しています。
良かったら、また読みに来てください。

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隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

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