効果性|くら寿司で体感したこと②

隊長です!

先日、食事に行ったくら寿司。サービスの中に、よく考えられている効果性があります。効果性とは、あっちも良くて、こっちも良いという考え方です。普通は、どっちか?1つに絞るところを、両方良くなるという考え方です。効率を上げることの先の考え方だと思います。

効果性を活かすためには
①今ではなく、先(未来)を見る
②両方良くなる考え方をする
③客観的に考える
④相手の立場から考える

このようなことが大事なのではないか?と思っています。

僕が、くら寿司の中で見つけた効果性は
①くら寿司のガチャの「びっくらポン」のシステム
②お会計システム
③料理を運ぶベルトコンベ
④ふたが付いたお皿を流す
⑤少量しか出ない醤油さし
⑥入店してからの受付システム

でした。

前回のブログ
①くら寿司のガチャの「びっくらポン」のシステム
②お会計システム
③料理を運ぶベルトコンベ
について書きました。

今回は
④ふたが付いたお皿を流す
⑤少量しか出ない醤油さし
⑥入店してからの受付システム

について書いてみたいと思います。

④ふたが付いたお皿を流す

他の回転すしのお店と違い、くら寿司ではレーンの上に蓋つきのおお皿が回っています。コロナで大変な時期にかかわらず、レーンにお皿が回っていることは、すごいことだと思います。

そもそもの蓋つきのお皿を回す発想は、食材の鮮度を保つため。そして廃棄ロスを減らすためだと思います。しかし蓋つきのお皿を回す分、初期投資に蓋の分コストがかさみます。しかし将来(未来)のことを考えると、蓋つきの方が、ロスを無くすことで①コストと②環境に良い、さらに③衛生面でも良いと考えられたのではないでしょうか?

しかも、コロナで特に飲食業は大変な中、衛生面が厳しく言われる中で、以前と同じことをしていても大丈夫なことが、すごいと思います。僕はいつも行く近所の回転ずしのお店では、コロナのためにレーンにお皿が回ることをしていません。食べるだけだとすると、タッチパネルで、商品を選べばよいので、あまり気になりませんが、レーンにお皿が回ることによって①食欲がわく②にぎやかに(お店に活気があるように)感じる③自分が食べようと思っていなかった商品が、おいしそうに見え、手に取ってしまうなど、いろんな面でメリットがあると思います。

⑤少量しか出ない醤油さし

お寿司屋さんの醬油の消費量は、多いと思います。しかしその消費のほとんどが、台所の流しで捨ていると考えると、①コスト的に勿体ない②地球環境に悪いと思います。また醤油の使い方も、人それぞれで、量がバラバラです。

くら寿司の醤油さしは、ポンプ式なので、ちょっとずつ使うようになっています。たくさん使いたかったら、たくさんキャップを押さないといけないので、面倒になります。だから適量に配慮されていると思います。また醤油を使いすぎると、塩分を取ることになるので、健康面でも、くら寿司で使っている醤油さしは良いと思います。

⑥入店してからの受付システム

くら寿司では、入店すると受付をタッチパネルで行います。最近は、このパッチパネルを利用されているお店が多いと思います。これは僕の考えですが、たぶんタッチパネルにした方がクレームになりにくいのだと思います。特に、入店を待たされている時は、なおさらです。もしスタッフさんで対応をしていたら「うちの方が、あの人より先だった!」「〇〇の事情で、早くしてほしい!」などをいう方もいると思います。でもタッチパネル(機械)にすることで、そういうことを言うお客さんが減ると思うのです。

タッチパネル(機械)にすることで、お客さんの心理は
①機械に間違いはない
②間違ったのは、自分

ということになると思います。

もし対応するのが機械ではなく、人(スタッフさん)だったら、お客さんが間違っていた場合、「どうにかしてほしい!」と訴える思うのです。しかしどうにもならない状況の場合、間違ったのはお客の方であっても、スタッフさんにクレームを言うことになると思うのです。

特に、入店前の待たされている状態の際の、お客さんの心理状態は、ピリピリしていますから、タッチパネルを使って受付されるのは、スタッフさんとお客さんにとっても良いことだと思います。

そして大事なのは、機械を使ったシステムですが、全く無人化しているわけではありません。要所要所で、スタッフさんと会話する部分を残されていることが、人の温もりを感じて良いと思います。全くの無人化もできると思いますが、それをされてないことが良いと思います。無人化にされた方が、コストは下がり利益は出ますが、長い目で見ると、お店は衰退するのだと思いました。

今回、効果性のことを考えるキッカケになった際に、くら寿司で食事をしたことは、大きかった気がします。これを機械に、当店でも、お客様もスタッフさん楽しい仕事を創って行きたいと思った次第です。

今日は、ここまでです。
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隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

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