働き方|雇用のやり方が変わる

隊長です。

先日、同業者の後輩と話をしていて「スタッフが辞めて行った!」と言うことを言っていました。詳しく聞いてみるとスタッフさんが7名退社したそうです。

この話を聞いていて、10年以上前の自分と重なってしまいました。僕も2006年から2011年の間に20名のスタッフさんが退社した経験をしました。この経験は、本当に辛いです。

「社長!お話が・・・・・・・」と言われると、胃がキリっとします。

当時のことを思い出すと、辛いのですが、この経験が後々、良い経験になります。そう思えるようになったのは、自分が変わったからだと思います。

当時の考え方

スタッフがいれば、自分が楽になる!と思っていました。そうすれば、もっと違うことができる。そうすれば、売上も上がると考えていました。

しかし実際、人を雇ってみると、自分が楽になるどころか?反対に忙しくなりました。

その理由は、仕事を教えないといけないからです。しかも、新規で3名も採用するので、大変です。自分が楽になるどころか?反対に自分の仕事が増えていました。そのたびに、自分と妻は残業の連続です。

しかし、採用のマニュアル、仕事のマニュアルもないので、いつもスタッフには「ちょっと、見ていて!」と仕事を代わりになっている始末です。次第に、スタッフの方から「何かイメージと違っていました。やめます!」と言われ続けていました。

当時は全く自分が悪いとは思っていません。どうやったら、スタッフがやる気になるのか?考えるわけです。その時学んだのがコーチングでした。しかしコーチングを学んでも、スタッフの退社は続きます。

何が悪かったのか?

雇用の仕組みがない

マニュアルもないのに、数名雇おうとすることに無理があるわけです。
①マニュアルを作り、一人ずつの採用に変えた
②中途採用をやめ、新卒採用に変える
③会社の理念を作る
④休みを増やす(年間130日)
⑤残業を無くす
⑥ムリ・ムダ・ムラを無くす
⑦スタッフに会社の財務状況を開示する
このように少しずつ会社の中を変えて行きました。

そうすることで、だんだん退社するスタッフさんが減って行きます。退社し無くなれば、結果的に仕事の質が上がって来ます。そうすると、だんだんスタッフみんなが、いろんな仕事ができるようになります。

そこに気付けたのは、片付けを学んだことでした。

スタッフが辞めない会社を作る

ただここまで来るのに、約10年の時間がかかってしまいました。
この期間、すごく勿体ない気もします。できれば10代、20代で学んでみたかった知識だと思います。ただ当時は、写真の勉強を頑張っていたので、その時間は取ることはできなかったのですが、将来 経営者になるのであれば、これらの勉強をするべきだったと思います。

ただ今回の後輩の話を聞きながら思ったことは、まだこの後輩は、自分のスタッフが辞めた理由が、自分のせいとは思っていないことです。多分、そこに気付かないと、ずっとスタッフが定着しない可能性があります。

教えてあげたいけど、聴く耳を持ってなさそうだし、こればっかりは、自分が痛い経験をしながら、覚えて行くことかもしれませんが、その時間ももったいないと思ったりするわけです。

今日は、ここまでです。
この話の続きは、次回書いてみたいと思います。

最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
このブログは、長男の空手の練習に付き合っているために毎日23時に更新しています。
毎日1,000文字を目標に書いています。

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隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

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