読書|おしえないほうが成績伸びますがいかがなさいますか?その4

隊長です!

前回からご紹介している「おしえないほうが成績伸びますがいかがなさいますか?」の本。
ぜひ子育て中のお子さんをお持ちの方に読んで頂きたい本です。

この本を読んで思ったことは、学習塾くもんの運営を行うことに間違いがなかった!ということに確信が持てたことです。それは、今後の大学受験のあり方が大きく変わるからです。

よく受験をする際に、くもんより学習塾の方が良いと耳にすることがあります。
また幼少期や、低学年の学習はくもんで、高学年は学習塾ということも言われます。

この感想を聞いた時に、最初納得が行かなかったのですが、理由を聞くと「なるほど!」と思いました。その理由とは、学習塾の方が知識が増える!ということでした。

確かに、くもんは基礎の反復練習です。
何度も何度も、同じ計算をしながら、完全に理解してから、次の教材に進むやり方をしています。そのため、外から(親御さんの視点)見ていると、全然前に進んでいないような気がすると思います。しかし、反復練習をすることで、基礎知識が育ち、考える力を伸ばし、応用に対応ができるようになります。

このように
学習塾では、知識を増やす。
くもんでは、基礎力を付け、考える力を付ける。
このような違いがあるわけです。

自立する勉強法

くもんの学習法は、その子、その子に合わせた教材を使って自学学習です。わからない所は先生がアドバイスしますが、基本 自分で解いていく学習法です。教材の作りも良くできていて、一見わかり伝いのですが次のステップに繋がる応用問題も、問題の中に隠れています。そうすることで、少しずつ次のレベルに進みやすいように作ってあります。そうすることで、先生に頼らなくて、自分で考えて解く力が付いて来ます。

くもんとは、逆の勉強の仕方が、集団学習の学習塾や、個別指導の学習塾になります。
集団学習の学習塾は、本人のレベルに合わせての授業ではなく、塾のレベルに合わせることが求められます。また個別指導は、先生が付いてくれて良さそうに感じてしまいますが、問題点があります。

それは、自分が主体的になって勉強する姿勢が身に付かないことです。

学習塾の勉強の仕方が良かった時代

学習塾の勉強法が良かった理由に、知識量が多く得られることがあります。
知識量が豊富なことが、今までの受験に有利だったわけです。

今までの受験は
・知識量が豊富
・正確さ
・速さ

これらが求めたれていたわけです。しかし、これらは今後、ロボットや、AIの得意分野になります。

これからの受験に求められるのは、
・思考力
・判断力
・表現力

を持った子供たちになります。なぜなら社会が即戦力なれる人財を求めているからです。

覚える力(暗記力)と、考える力は、同じ頭を使いますが、全く違う能力になります。
これからは、
自分で考えて、行動できる人。
または、
たくさんの情報の中から正しい情報を選び、判断し、行動できる人が求められると本の中にありました。

余談になりますが、たくさんの情報の中から正しい情報を選び、判断し、行動できる人の個所を読んでいる最中に、頭に浮かんだのは、株式投資のことでした。

株式投資も、たくさんの情報の中から正しい情報を選び、判断し、行動することが求められる身近なものだと思います。しかし株式投資と聞くと、多くの方が敬遠されます。その理由は、怖いからです。それは、自分で考えて、判断して、行動することがなかなかできないことを意味しえていると思います。

みんなと同じことをしていると、良かった時代から、これからは大きく変わることを意味していると思います。

今日は、ここまでです。

最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
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