こんにちは!隊長こと、勝尾勝彦です。
僕は普段、福岡県うきは市で、写真スタジオを経営しているカメラマンです。
そんな僕が、会議のことについて書いてみたいと思います。その理由は、今まで参加した会議で「楽しかった!」「面白かった!」という会議に出会ったことがないからです。
エピローグ
実は、僕は『会議は楽しい!』と思っています。
なぜなら、自分と違う人の意見が聴けるからです。「そんな考え方もあるのか?」「どういう視点から見たら、そんな考え方ができるのだろう?」と考えることで、成長できると思っています。
でも、多くの会議が、
・長い
・苦痛
・時間の無駄
みたいなことが多く、僕がいくら「会議は、楽しいよ!」と言っても多数決で否定されてしまいます。
だから、今まで自社でだけ楽しい会議を行っていました。
でも、長男が小学校に入学すると、いろんな会議に参加するようになるのですが、早く僕の考える「楽しい会議のやり方」を伝えた方が良いと思うようになりました。
そこで、まずブログに掲載することにしました。ブログにすることで、会議に関心のある方に読んでもらえるのではないか?と思っています。そして、実際に会社で「楽しい会議のやり方!」を取り入れて頂きたいと思います。
そうすることで
・チームワークが良くなる
・スタッフがやめなくなる
・革新的な会社になる
・スタッフが自立する
このように変わっていくと思います。
会議が楽しくない理由
今までいろんな会議に参加してみて、ほとんどの会議が苦痛でした。その理由は
・ケンカになる
・大声で怒鳴る
・話し合aいの前に結論が決まっている
・トップダウンになりやすい
・発言する人の声の大きさで決まる
・しゃべりにくい
このようなことがあると思います。
そもそも僕らは、会議のやり方を習ったことはありません。僕の記憶では、小学校になってから初めて会議をしたような気がします。それ以来、先輩の真似をしながら会議に参加したり、会議を作ったりしていました。
失われた30年
僕が危惧していることに「失われた30年」という言葉があります。日本は1990年から、今まで成長してないというのです。僕は1990年代に20代でした。そう考えると、この30年間、全く成長してないと言われているようなものです。
しかも怠けていて、成長が止まった!と言われるのであれば、一生懸命頑張ればよいのですが、一生懸命やってきて、成長してない!と言われているのですから、とても悲しい思いがあります。なぜこのようなことが起こってしまったのか?その原因の1つに会議の仕方があると思います。
今までの会議は、
・和を大事にする
・改革に否定的
・問題を先送り
・依存型会議
このような会議だと思います。けして和を乱せと言っているのではありません。和を大事にしながら、革新的なアイデアを出すことをしていかないと、問題が先送りされて、その問題に対応するのが子供たちになるのであれば、何とかしてあげたいのです。
大きく時代が変わった!
僕が会議のやり方に危機感を持ったのは、インターネットや、SNSが普及し始めた、2010年代だと思います。インターネットや、SNSのおかげで、コミュニティーの形が大きく変わったと思います。なぜなら、無理してそのコミュニティーに属さなくてもよくなったからです。だから、自分に合わない会社なら、すぐに辞めると思います。なぜなら、昔と違って情報がたくさんあるので、選び放題だからです。無理せず、自分に合う会社やコミュニティーを選べるようになりました。
以前の日本は
日本は、そもそも島国なので、和を大事にする社会でした。
その理由は、集落で反対すると生きていけなくなるからです。いわゆる村八分です。村八分になると、地域のつながりが無くなりますので、その地域で生きていくことができません。だから、自分と違う考えの意見にも、従うことが大事だったわけです。
例えば、和を大事にすることを日本で教えたのは、聖徳太子と言われていますので、すでに1500年以上も経つわけです。
楽しい会議のベース
楽しい会議の基礎になっているのは、『7つの習慣』の考え方です。『7つの習慣』は、今から200年前の成功者の文献を調べて。成功者に共通する習慣を発見し、書かれた本です。
この本に書かれている成功とは
・永続的に成功し続けること
・効率的に考えるのではなく、効果性の考え方を大事にすること
・真の人間関係を作ること
を言っています。
ちなみに『7つの習慣』の習慣とは
・第1の習慣:主体的である
・第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
・第3の習慣:最優先事項を優先する
・第4の習慣:WIN-WINで考える
・第5の習::まず理解に徹し、そして理解される
・第6の習慣:シナジーを創り出す
・第7の習慣:刃を研ぐ
これら7つの習慣になります。
会議を作るために大事な習慣が、第6の習慣:シナジーを創り出すになります。
シナジーを創り出す
シナジーとは、人、物、事柄などが複数存在し、それらがお互いに作用し合うことで、機能や効果を高めることを指します。相乗効果、共同作用といった意味で使われることがあり、1+1が2以上の効果を生むような場合に使われます。
ここに二つの三角形の図を用意しました。上司と、部会。親子とイメージしてください。上司と、部下の場合、または親子関係でも能力の差は大きいです。
トップダウン
二人で話し合いを始めると、どうしても立場が上の人の影響が大きいです。そうなれば、大きな三角形を超えることはできません。トップダウンの形がこれにあたります。トップダウンは、仕事は早く効率的です。ただ問題は、指示待ちの部下を作ってしまうことです。いつも支持を待っています。自分で考えて行動するのが苦手です。なぜなら、自分で考えて行動して、怒られることが嫌だからです。
妥協
大きな3角形と、小さな3角形が協力して何かをやらないといけなくなりました。お互い初対面で、お互いのことを理解していません。和を大事にすることを意識していますので、面倒なことはせず、お互いができる範囲で協力することになります。この状態を妥協と言い、本来二人でやるのですから1+1=2になるところが、2以下の能力しかできないわけです。多くの日本の会議がこのようになっていると思います。
シナジー会議
楽しい会議の作り方
僕が会議を作る際に意識していることは次のことになります。
- 僕がシナジーを創るために意識していること
- 司会進行役と、書記を準備する
- 発言を絶対否定しない
- 安心、安全の場や雰囲気を作る
- 相手の話を聴く雰囲気を作る(話しやすい雰囲気つくり)
- みんなが平等に話ができる雰囲気を作る
- 客観的に見る力
- 未来から考える力
- 逆算する力
- 短期ではなく、長期視点を持つ
- 価値観が違う人との方が大きなシナジーが作れること知っておくこと
- マウントを取らない(常にWin-Winで考える)
- 発言する際は、2分以内で話をまとめる
- 発言する際、結論から理由の順で話をする
- 多数決で決めない
- リラックできるアイデアを出す時間と、結論を出す集中する間そして行動(役割)の分解の時間の3つの時間作る。
- 議論が空中戦にならないように、ホワイトボードで議事録をとる
アイデアを出す際は、ポストイットを使う(たくさんアイデアを書ける人が良いこと) - 事前に根回しをしない
- 会議を報告事項の場にすることが勿体ない。会議は、スタッフの教育の場である。
- 若い人のアイデアを汲み取る力
- マイナス言葉を使わない(罰金制)
- 普段から信頼貯金を貯めておくこと
- 深く考える力を付ける
- 能力が低い(考えが浅い・視点の低い)人に、相手の能力が低い(考えが浅い)と否定せずに、場の雰囲気で感じさせる。そうすることで、その人が成長する。
- 効率で考えるのではなく、効果性で考える
- 「仕方がない」「難しい!」という言葉を使わない。これらの言葉を使いそうになったら「だったら_」「どうやって?」の次に繋がる言葉に変える。
- 自立すること。すなわち他人に依存しない
- 話す力より、質問力を磨く
- 問題解決能力より、課題発見力のほうが大事。問題解決は、テクノロジーがやってくれるから
- レジメの『その他』を大事にする
- 協議事項や、審議事項が多いのは、問題の原因が改善されていないので、再発が起こるからかも?
- 白黒では考えるのではなく、グレーゾーンを大事にすることで、シナジーは創りやすくなる
- 言って効かせしょうとするのではなく、聴いて効かせる
- 変化を怖がらない
- 会議を楽しむ
- 相手の本音を聴くために、お酒の力は借りない
- 向かうべきゴール(方向性)を意識して、場の空気を読まない
- 会議に参加する前に、答えを決めておかない俯瞰して考える力(この人の話は、どのレベルの高さの話をしているのだろう?
- 会議に参加する前に、答えを決めておかない俯瞰して考える力(この人の話は、どのレベルの高さの話をしているのだろう?と相手の考えのレベルを感じる力)