片付け|五木寛之氏の「捨てられない生き方」を読んでの感想②

隊長です!

前回から五木寛之氏の「捨てられない生き方」を読んでの感想を書いています。
読みながら思ったことは、過去の話しか出てこないことです。

このあたりに、かたづけのできる?できない?の差があると思いました。

僕が片付けで好きになった理由は、
過去を片付けることで、未来に希望が生まれるからです。ただこう書くと、片付けなくても未来に希望は持てる!と言われそうです。

1個買ったら、1個捨てることを繰り返すことをしないと、どんどんモノが溜まって行きます。ただ、片付けができない方の考え方に、モノが部屋に入らなかったら、棚を購入したり、引っ越せば良い!という考え方があると思います。だから、スペースがどんどん広がって行く考え方をしています。

日本が、高度成長時代は、この考え方で良かったのですが、このやり方をすれば見えてくるのは、モノのためにスペースが増えれば、家賃が上がってしまうこと。家賃が上がれば、上がるほど、もっと稼ぐことが大事になります。そうなれば、大きいお家を持っている人が、自然に競争に勝った人になっていると思います。見かけを良くするために、働くわけです。

しかし、その反動で、子供を産むことが減ることになります。
子育てより、たくさんモノを持ち、外見を良くすることに、みんなが一生懸命になってしまいました。そして時間が流れ、若者が減り、老人が増えるという流れになってしまいました。結果的に、今を大事にしたからです。

本の中に出てくる言葉でショックだったのは

「日本は、成長期から熟成期になった!」と書かれていたことです。熟成期だから、成長期の思い出を大事にする。この考え方では、衰退期になった状態で残された若者はかわいそうです。

片付けで大事なのは、循環です。
出してから、入れるを繰り返すことが大事になると思っています。先に出さないと、絶対入りません。満員電車を見れば、わかります。先に乗って来られたら、降りれないわけです。

この本を読みながら、自分の都合から書いている気がします。
自分達の後始末を、自分でしてもらわないと、大変なことになるわけです。

誰が片付けるのだろうか?
過去の栄光より、子供たちの未来のために考えたら、なかなか書けないのではないでしょうか?

僕は、片付けができないことと、体の肥満は同じだと思います。
もし友人の体重が重くて、膝を壊したら、何て言うだろうか?

膝に良いお医者さんや、膝サポーターを紹介するだろうか?
「僕だったらダイエットした方が良いよ!」と言うと思います。

そうすないと
①太ることで、別の成人病気になる
②膝が痛いので、ますます動けなくなり、さらに太ってしまう
③太ることで、動くことが億劫になる

これらが起こると思うのです。

体重が重くて膝が痛くて動けない人に「ダイエットしたら良いよ!」と言ったら、きっと怒られると思います。でも、未来から考えたら、ダイエットはとても大事なことだと思うのです。

僕が大事に思っていることは、いくつになっても軽く素早く動くことができること。そのためには、お部屋も体も丁度良い量になっていることが大事だと思います。

片付けの極意は、モノではなく、見えないモノを大事にすることを教えてくれます。
次回、そのことについて書いてみたいと思います。

今日は、ここまでです。

最後まで、読んで頂いて、ありがとうございました。
このブログは、長男の空手の練習に付き合っているために毎日23時に更新しています。
毎日1,000文字を目標に書いています。

良かったら、また読みに来てください。
もし気に入って頂けたら、ブックマークを付けてもらえると嬉しいです。
僕のブログが、仕事や、生活に何か?お役に立てたら幸いです。
また読んで頂いて感想や、コメントを頂けると嬉しいです。
下記のコメント欄を使って、お気軽にコメントや感想を送ってみて下さい。

隊長こと、写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン 松尾 勝彦でした。

    コメント

    PAGE TOP